赤沢自然休養林(日本三大美林)の森林鉄道に乗車しました。森林浴発祥の地です。

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【赤沢自然休養林(木曽森林鉄道)】

赤沢自然休養林は、日本三大美林の一つです。
樹齢300年以上の
天然木曽ヒノキが林立していますが、
原生林ではありません。
1600年代の半ばに、
当時の尾張藩が厳しい
森林保護政策をもって
護り始めたのが、
この森の始まりであるとのことです。

赤沢木材利用等展示エリア案内図

【森林鉄道】
赤沢自然休養林の奥部には、
約2kmの区間に渡って
森林鉄道の鉄路が敷設されています。
これは木曽森林鉄道が廃止後に
多くの復活の期待にこたえ、
長野営林局や上松営林署などにより
当時の面影を残すべく保存されたものです。
現在ではこの休養林最大の
アトラクションになっています。

赤沢森林鉄道

園内では木曽森林鉄道の車両や
資料が保存されています。
昭和60年(1985年)、
神宮式年遷宮御杣始祭の運行
(御用材運搬に活用)
が放映されて話題となり、
昭和62年(1987年)から
週末などの乗車体験が可能となったのです。

御神木奉曳車

2016年に
林野庁「木曽悠久の森」に指定され、
200年後の森林形成を目指した
保護管理が開始されています。
木曽悠久の森 森林鉄道

【開園期間】
原則ゴールデンウィークから11月初旬まで

【主な施設】
<赤沢森林交流センター>
(研修室兼イベントギャラリー、
木工品販売所、車椅子トイレ、最盛期の案内所)

<森林資料館 >
(林業の資料、木曽五木解説)
森林資料館

<森林鉄道>
(4月下旬~11月7日まで運行。
軌道整備日を除く)
森林鉄道への案内
※写真奥の木の建物はセラピー体験館です。

<森林鉄道乗場への階段>
森林鉄道乗場への階段

<滑り台>
森林鉄道 滑り台

<森林鉄道記念館>
森林鉄道記念館

(C型客車)
森林鉄道記念館 客車
小型の2軸客車がこの形式名を名乗っていました。

(運行資料、客車、理髪車、貴賓車、蒸気機関車展示)
森林鉄道記念館 理髪車など

<森林鉄道・乗車口・手形販売所>
森林鉄道・乗車口・手形販売所

<赤沢セラピー体験館> 
(森林浴の健康増進や、
森林ガイドの案内・交流に利用される)



<せせらぎの里赤沢> 
(食事処。基本的に開園期間中の火曜日定休)
せせらぎの里赤沢

<バーベキューハウス>
(要予約)
※注意事項※
屋外は森林保護のため火気厳禁です。

【森林浴コース】
赤沢自然休養林コースマップ

<ふれあいの道>
往復2.8km 60分 
1996年に完成。
全線、木道等で整備済み。
車いすの方でも楽しめます。

森林鉄道 ふれあいの道 木道

<赤沢橋>
赤沢橋
ふれあいの道・向山(むかいやま)コースに入っています。

<丸山渡停車場からふれあいの道>
料金は払い戻しはできませんが、帰りを散策がてら
歩く方々もおります。
丸山渡停車場からふれあいの道

<駒鳥コース>
2.7km、70分 
半周に森林セラピーロードを内包する。

<向山(むかいやま)コース>
2km、60分
オオヤマレンゲ(6、7月)が観察できる。
天気が良ければ見晴台から駒ケ岳が望めるとか。

<中立(なかだち)コース>
2.1km、60分
天然ヒノキ林自生の様子が観察できるポイント。

<冷沢(つめたざわ)コース>
3.3km、110分
冷沢峠のヒノキは散策コースの中で
最も成長が早く見ごたえあり。

<上赤沢コース>
2.2km、80分
多様な樹種を観察するのに最適なコース。

<渓流コース>
1.5km、40分
赤沢橋から美しい渓流をめぐる
初心者でも気軽に散策できるコース。

<渓流コース(姫宮ルート)>
3.5km、120分
渓流コースから赤沢左岸をめぐり、
悲恋の伝説が語り継がれ祀られる
姫宮神社までのコース。
現在、通行止めの場所あり。

<パンフレット「赤沢美林ガイド」>
パンフレット「赤沢美林ガイド」を入手しましょう。
このパンフレットに上記のコース図があります。

<諸注意>
赤沢自然休養林は標高1080m以上です。
天候が変わりやすいため
寒暖に耐えられる服装や
滑りにくい靴でお出かけください。

<携帯電話のアンテナ>
駐車場付近では
「docomo」「au」「SOFTBANK」各社の
携帯電話がご利用できます。
それ以外のエリアでは通信できるかちょっと厳しいです。



【赤沢森林鉄道の案内】
2022年の運行:
11月7日(月)までの予定です。

上松町観光協会公式サイト↓
赤沢森林鉄道

悪天候や点検補修のため、
まれに運休することがあります。

<赤沢森林鉄道> 
往復2.2km 1便当たり5両・定員100名

※現在、感染症対策のため定員を60%程度に減員しています。

<時刻表>
赤沢森林鉄道 時刻表

【乗車にあたって】
水曜日に運休日を設けています。
運行パターンがタイプA、
タイプB、タイプCの3パターンあります。
土日祝だけでなく時期によっても
異なります。
梅雨シーズンなど、
休日でも1時間に1便の運行日があります。

<料金>2022年 
大人(中学生以上):900円
4歳~小学生: 600円 
団体15名様以上 各100円引
障がい者割引 
本人半額、介助者1名まで100円引

夏休みイベント「トムソーヤクラブ村 木曽・上松」
期間中は+200円 
(この期間中は切符ではなく、
イベント参加券(木製パス)の販売です)

15名様以上の団体は予約も可能とのこと。
0264-52-1133
(上松町観光協会)までお電話ください、とのことです。

その他詳細については上記の
上松町観光協会サイトをご覧ください。

<乗務員詰所>
赤沢森林鉄道 乗務員詰所

<客車>
赤沢森林鉄道 客車

<手形(切符)>
赤沢森林鉄道 手形(切符)

【木曽森林鉄道について】
かつて木曽地域で林業が盛んだった時代、
運材に住民の足にと親しまれた鉄道がありました。
全国で活躍した森林鉄道のうち、
国内最後まで現役で運行された、木曽森林鉄道です。
軌道の幅は762mm。
JR(国鉄)の線路より狭い軌道は
「狭軌、ナローゲージ」と呼ばれ、
当時の山間地の輸送手段として最適でした。

赤沢森林鉄道 レール(軌道)

やがて木材の輸送手段は
鉄道からトラックへと変わります。
木曽森林鉄道も、
1975年に最後の運行を終えました。
それ以後、赤沢自然休養林の
森林鉄道記念館で
静かな余生を過ごしていました。

転機は赤沢園内で開催された、
1985年の伊勢神宮御用材伐採。
久しぶりに運材に活躍した
森林鉄道が全国に放送され、
一気に評判になりました。



それから2年後、まず夏休みから、
樹齢300年の天然ヒノキ林を走る
赤沢森林鉄道が運行を始めました。

赤沢森林鉄道 線路

【軌道整備日】
開園期間中、軌道整備日が設けられています。
5月・7月・9月に各3日間、
運行できない日があります。
運行カレンダーにも掲載されています。

【夏のイベント】
7月下旬から約1か月、
トムソーヤクラブ村木曽・上松イベントが開催されます。
渓流広場や木工教室など
各イベントのほか、
森林鉄道も臨時便を増設します。
この期間中は乗車料金が変更されています。

【ペットについて】
ペットの乗車はできません。

【赤沢自然休養林のあらまし】
赤沢自然休養林
(あかさわしぜんきゅうようりん)は、
長野県木曽郡上松町にある
林野庁中部森林管理局管轄の
国有林であり、それに付随する
公園地の名称で赤沢美林ともいいます。
樹齢300年を超える
木曽ヒノキの天然林があり、
2001年に環境省のかおり風景100選に、
2006年に林野庁の森林セラピー基地に
指定されています。

ひのきの香り

現在、平均利用者数は年間10万人です。
日本における森林浴発祥の地とされています。
もともとは伊勢神宮などの
御神木・建築用材を産出する森林地であり、
近世は全国の城郭建設資材の供給地から
尾張藩の厳しく管理する留山となり、
明治以降皇室財産の御料林(のちに神宮備林)、
戦後は昭和22年(1947年)林政統一により
国有林に編入。
永年に渡り木材を出荷していましたが、
外材の輸入増加にともなう
林業の不振により、
全国初の自然休養林として公園に変更となりました。
全8つの森林浴コースが開放されており、
車椅子やベビーカーでも
散策可能な「ふれあいの道」から、
公園外周をつなぐ7~10kmのコースなど、
バリエーションに富んでいます。

赤沢自然休養林 散策コース

【樹種】
森林を構成する樹種は、
木曽ヒノキを中心とした針葉樹です。

森林鉄道 木曽五木

ヒノキの他にサワラ、
ネズコ(クロベ)、アスナロ(ヒバ)、
コウヤマキなどが分布しています。
樹齢は平均300年と推定されていますが、
これは江戸時代の文献や、
倒木の年輪の調査を重ねて
算定されたものです。
近年、この一帯のヒノキ林は
アスナロ林への遷移が危惧されています。
なお林班図によりますと、
カラマツやスギは
植林木が点在するのみで、
天然更新樹はほとんどみられないとのことです。

赤沢自然休養林 散策路

【地理地形】
森林の標高は1080~1558m、
面積は約760ha。
年間平均気温は8℃で、
夏季は爽やかな涼しさが楽しめる一方、
冬季は内陸性気候特有の
厳寒に見舞われます。
積雪は1mを超えることもあり、
冬季間の散策は極めて困難です。

<終着丸山渡停車駅>
丸山渡(まるやまど)停車場

<丸山沢>
森林鉄道 丸山沢

<森林鉄道 走行中>
森林鉄道 走行中

<森林鉄道・車窓より>
道川です。
森林鉄道 車窓より 道川

<森林鉄道・車窓より2>
森林鉄道・車窓より2

<動画・森林鉄道の車窓より>

<動画・機関車の入れ替え>

<ボールドウィン製蒸気機関車>
赤沢自然休養林で保存されている
ボールドウィン製蒸気機関車。
ボールドウィン製蒸気機関車

<横から>
ボールドウィン製蒸気機関車・横から

木材運搬に活躍したアメリカ製蒸気機関車です。
大正5年から昭和35年まで
約42万キロを走り抜いた実際の
車輌が展示されています。
ボールドウィン製蒸気機関車
※黒い車体です。

<赤沢森林鉄道・トロッコ列車>
北陸重機工業株式会社製作。
赤沢森林鉄道(長野県上松町)に納入のトロッコ列車。
スタイルは昭和初期の車両をモチーフに製作。
赤沢森林鉄道・トロッコ列車

【木曽森林鉄道の歴史】
木曽森林鉄道(きそしんりんてつどう)は
林野庁長野営林局管内の
長野県の木曽谷の国有林の
運材のため運行していた
森林鉄道の通称です。



当初は木材の運搬方式として
「木曽式伐木運材法」という、
川の流れを利用した方法がとられていました。
が、水力発電用のための
ダム建設が進み川の
利用が困難になったため、
代替運搬手段として、
森林鉄道が敷設されました。

赤沢自然休養林 森林鉄道

大正5年(1916年)の
上松⇔赤沢間の小川線を皮切りに、
スギの伐採の最盛期にはほぼ
木曽郡全体を網羅していました

木曽谷には最盛期に10営林署が存在し、
各署が1、2線の森林鉄道を保有していました。
中でも上松運輸営林署管内の
小川森林鉄道と王滝森林鉄道は
規模も大きく、かつ比較的最近まで
残っていたことから全国の
森林鉄道の中でも高い知名度を誇っています。
最盛期には、路線の総延長は400km
にものぼっていました。
けれども道路が整備されて
その後、運搬の主役がトラックに
移行するにつれ次第に寂れ、
昭和50年(1975年)に
国内最後の森林鉄道はついに消滅しました。

<歴史年表>
大正 5年(1916年) 小川森林鉄道竣工
大正12年(1923年) 王滝森林鉄道竣工
昭和41年(1966年) 小川森林鉄道廃止
昭和50年(1975年) 王滝森林鉄道廃止
昭和51年(1976年) 鯎川森林鉄道廃止

【運行形態】
本線などで、タブレット閉塞を利用した
閉塞区が設けられていました。
また、旅客列車は、
便乗という名目で沿線住民や
観光客の旅客輸送を行っており、
晩年には、みやま号と名づけられた
定期列車が走っていたとのことです。
また、観光客が当鉄道に乗車する際は、
乗務員から「生命の保証はしない」
という説明をしていたそうです。
みやま号は、観光客や
沿線住民の利用できる車両、
人数が定められていました。
みやま号以外にも、
職員用のおんたけ号もありました。
また、当時沿線は山間の集落で、
交通事情が悪かったこともあり、
「やまばと号」などの通学列車なども
運行されていました。
なお、児童の安全のため
専用車両には、
半鋼化などの改造がなされていました。
これは、客車一両に限り
沿線住民なども利用することができたとのことです。

【交通アクセス】
<公共交通機関>
JR中央本線上松駅よりタクシー
開園期間中は
「木曽福島」駅・「上松」駅から
おんたけ交通バスが運行

<車>
長野自動車道「塩尻」IC・
中央自動車道「中津川」ICより
国道19号経由で約90分。

【駐車場】
園内整備や遊歩道整備のため
駐車場は有料となっています。
(乗用車1日600円)

【所在地】
〒399-5607 長野県木曽郡上松町小川 小川入国有林内

森林鉄道蒸気機関車「雨宮21号」に乗車しました!

南アルプスあぷとラインに乗りました~動画あり、中部100選の秘境駅もあります。

大井川鐡道に乗りました~桜とSLの動画あり~「合格」駅がある路線

黒部峡谷トロッコ電車に乗ってきました~黄色とオレンジの紅葉が綺麗です~

SL大樹に乗車しました!2020年7月4日より運行再開!!動画あり。

リニア・鉄道館~名古屋市にあるJR東海が開館した鉄道保存展示施設です。

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名古屋城~日本100名城、特別史跡、日本三大名城、名勝、金鯱、起源は今川氏が築城し織田信秀・信長が居城した那古野城でした。

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須原城~木曽氏が築城し須原宿として栄え馬籠宿から洗馬宿までの街道を整備しました。

木曽小丸山城~応永年間(1394年~1428年)に築かれた山城です。

上之段城~小丸山城に代わる居城として木曽義在によって築城されました。

木曽福島城~天文年間に木曽義康が築城、後に小笠原氏に攻め込まれました。

木曽福島関所~中山道にあった関所で東海道の今切関所や箱根関所と同等の扱いでした。

高遠城~国の史跡で日本100名城、春には珍しい品種の桜であるタカトオコヒガンが咲き誇ります。

二俣城~水運に恵まれた街道上の要衝で武田VS徳川の激しい攻防の舞台となり、徳川信康が切腹を遂げた城です。

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