【黒部峡谷鉄道】
黒部峡谷鉄道株式会社
(くろべきょうこくてつどう、
英: THE KUROBE GORGE RAILWAY CO., LTD.)は、
富山県黒部市に本社を置き、
同県の黒部川沿いを走る
黒部峡谷鉄道本線を運営する鉄道会社です。
略称は黒鉄(くろてつ)です。
もともとは日本電力、
日本発送電による黒部川電源開発のための資材運搬用鉄道です。
かつては便宜的に旅客を扱い、
当時の切符には生命の保障はしない旨の注意書きがありました。
日本国内では数少ない軌間762mmの特殊狭軌による鉄道路線で、
トロッコ列車(公式愛称は「トロッコ電車」)を運行しています。
そのため車両寸法が小さく、
主力機関車であるEDM・EHR形で
全長6900mm・幅1662mm・車高2730mm、
通常B型と呼ばれ、
56両在籍している1000形客車で
全長7060mm・幅1660mm・車高2250mmとなっています。
機関車は通常2両連結の重連で運用されています。
このような事情から現在でも、
旅客列車は電気機関車牽引の客車列車で運行されています。
1971年7月に関西電力から分社化され、
地方鉄道事業の譲渡を受けたもので、
関西電力の100%子会社です。
社紋は関西電力の社紋の中心に
レールの断面を入れたものになっています。
鉄道事業のほか、
宇奈月駅・欅平駅などでの
レストラン・売店の経営なども行っています。
2013年には、
台湾の阿里山森林鉄路との姉妹提携を結んでおり、
お互いの使用済み乗車券を無料乗車券に交換する
優遇措置のキャンペーンを実施しています。
そのため、機関車の前面には、
その姉妹提携を表示したヘッドマークが取付られています。
【路線】
<本線>
宇奈月⇔ 欅平20・1km
関西電力黒部専用鉄道(上部軌道)とは
欅平駅で繋がっているほか、
黒薙駅で分岐する支線があります。
欅平からはエレベーターで200mほど上昇して、
上部軌道に移ります。
そこから先は、一般観光客や登山者向けではなく
関西電力や工事関係者のための鉄道となります。
終了となった2019年のツアーです⇓⇓
黒部峡谷パノラマ展望ツアー!
【黒部ルート見学会】
春から夏にかけ、募集のある
「黒部ルート見学会」に応募し当選すれば、
欅平駅から黒部ダム駅まで通行することが可能です。
所謂「立山黒部アルペンルート」とは別の方法で、
途中合流とはなりますが、
立山連峰を横断することが可能です。
けれども、あくまで「見学会」であり、
参加者に厳重な装備が求められ、
かつ近年応募倍率が高く、公共交通機関とも言い難いです。
あくまで歴史や地質の研究の一環や、
関西電力に依るCSR、観光資源の一部と見なせるものです。
サイトは毎年3月ごろに公開されるそうです。
関西電力のサイトです⇓⇓
黒部ルート見学会のご案内
【営業期間】
<2019年度>
雪解け具合~11月30日(土)
<2020年度>
雪解け具合を見て順次~11月30日(月)
※早い時は4月20日前後の時もあるそうです。
公式サイト⇓⇓⇓(2019年度版です)
お得な切符
【奥鐘橋からの眺め】<動画>
黒部川の本流にかかる朱色の橋です。
高さは34mあるそうです。
【人喰岩】
岸壁が大きく口を開き、
人を飲み込むように見えます。
【名剣温泉】
岩の露天風呂とそこからの景観が自慢です。
日帰り入浴、食事、宿泊もできます。
(要予約)
【アクセス】
欅平駅より徒歩20分
【入浴時間】
午前10時~午後3時
【入湯料金】
大人750円
子供500円<小学生>
幼児300円(2歳~5歳)
※若干ぬるめの程よい湯加減です。
お風呂 露天風呂 有り
男女各1箇所
内風呂 有り
※宿泊者のみ
その他 休憩・昼食・宿泊可
【電話】
0765-62-1307
【欅平駅に入って来るトロッコ電車】<動画>
【鐘釣駅】
鐘釣駅スイッチバック
鉄道ファン必見です!
国内では珍しいスイッチバックが体験できます。
<スイッチバック>
本線から引き込み線に入って停車。
発車する際にはいったんバックしてから
改めて本線に入って出発する運行方法です。
【鐘釣河原】
河原まで降りて水遊びが楽しめます。
階段は141段程あります・・・・。
夏場におススメです。
【河原露天風呂】
河原から温泉が湧き出ていますので、
石で囲って自分だけの露天風呂を作って入浴できます。
視界が良好すぎるのでご注意を!!
【鐘釣駅周辺】<動画>
【黒薙温泉】
峡谷最古の温泉宿です。
日帰り入浴、食事の他、宿泊もできます(要予約)。
黒薙温泉は無色透明で肌がつるつるになるとのことです。
<日帰り入浴時間>
午前9時~午後4時
(午前9時~午後3時15分まで受付)
<日帰り入浴料金>
大人:700円
小人:300円
※夏場はアブなどの虫にご注意を!!
【黒薙遊歩道】
駅から5分くらいの場所から後曳橋が見えます。
<写真右の階段>
【黒薙駅・後曳橋】
高さ60mです。
沿線で最も深く険しい谷に架かる橋です。
遊歩道から眺める後曳橋は人気の撮影スポットとのことです。
【後曳橋を渡るトロッコ電車】<動画>
公式サイト⇓⇓⇓
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