鉱山トロッコ電車(坑内電車)で行く湯ノ口温泉~入鹿温泉ホテル瀞流荘⇔湯ノ口温泉をレトロなトロッコ旅。

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【鉱山トロッコ電車(坑内電車)】

熊野の秘湯を結ぶトロッコ電車です

三重県熊野市紀和町は
かつて鉱山の町として有名でした。
その歴史は古く、1200年以上も昔から
銅が採掘されていました。
その鉱山で実際に使われていた
トロッコが観光用として復活しました。
約1kmの元鉱山のトンネルを走る
10分間の小さな旅です。
入鹿温泉ホテル瀞流荘と
湯ノ口温泉の二つを結ぶ
レトロなトロッコ体験となります。
鉱山トロッコ電車
(入鹿温泉瀞流荘駅)

鉱山トロッコ電車は
紀州鉱山鉄道の廃線跡の一部を
活用したトロッコ列車です。
現在はバッテリー機関車が
使われていますが、
鉱山鉄道当時は架線集電でした。
1987年より観光用トロッコとして
試験的に運行を開始し、
1989年から
通年運行されるようになりました。
お休み中のトロッコ電車
軌間は610mm。
旧小口谷駅構内に設けられた
瀞流荘駅と旧湯ノ口駅である
湯ノ口温泉駅の間を運行しています。
鉱山トロッコ電車
瀞流荘駅
駅間の多くの区間が
複線断面の隧道となっています。
空気バネ等はなく、
車輪の振動が座席にダイレクトに伝わります。
鉱山トロッコ電車 客車

鉱山トロッコ電車 客車内部
2016年(平成28年)
10月から12月まで、
テレビアニメ「サザエさん」の
オープニング映像に登場しました。

<動画>

<料金>
大人
片道:280円 
往復:550円
子供
片道:150円 
往復:280円
入浴券付き
大人:880円 
子供:440円 
●トロッコ往復と湯ノ口温泉入浴のセット
※2023年1月現在
※料金は現地にて最新情報をご確認下さい。
鉱山トロッコ電車
乗車券販売場所

【湯ノ口温泉】
湯ノ口温泉(ゆのくちおんせん)は、
三重県熊野市
(旧南牟婁郡紀和町、旧紀伊国)
にある温泉です。
湯ノ口温泉(熊野市)
<泉質>
ナトリウム・カルシウム-塩化物泉。
湯ノ口温泉の紹介

<案内板>
湯ノ口温泉総合案内板
北山川を望む河畔に
鉄筋コンクリート造りの
入鹿温泉ホテル瀞流荘と、
車で約10分ほど離れた
山間にある湯元山荘湯ノ口温泉の
2軒の旅館が存在しています。
瀞流荘から湯ノ口温泉へは、
鉱山鉄道の廃線跡を活用した
鉱山トロッコ電車で
移動することも可能です。
両地を約10分で結んでいます。
湯ノ口温泉駅
湯元山荘湯ノ口温泉は
湯治場も備えた山間の鄙びた
温泉場です。

【歴史】
開湯は約700年前、
後醍醐天皇の指示で
この周辺の金山を開発した際に
発見されたとされています。
南北朝時代には既に
温泉地として開かれていました。



その後の鉱山開発などで
昭和初期には温泉は枯れてしまいました。
しかし、昭和53年(1978年)に
鉱山が閉山後にボーリング調査を行った際、
地下1300mに源泉を発見し、
昭和54年(1979年)に
湯元が営業を始めて
湯ノ口温泉は復活しました。
鉱山開発により
枯渇したことがある温泉は、
他にもいわき湯本温泉などがあります。

1992年10月8日、
元イギリス人捕虜の
イルカボーイズが慰霊のために来日し、
湯ノ口温泉の瀞流荘に宿泊しました。
1997年5月1日、
国民保養温泉地に指定されました。

2015年3月26日、
湯元山荘湯ノ口温泉が
木造平屋建てで新築されました。
昭和57年(1982年)から
使用していた旧宿は
取り壊されて新施設の
駐車場となりました。

<瀞流荘・所在地>
〒519-5417 熊野市紀和町小川口158
入鹿温泉ホテル瀞流荘

<瀞流荘・交通アクセス>
熊野市街より国道311号を経由し車で約30分。
近くには丸山千枚田や赤木城跡、
瀞峡などがあり、
熊野本宮大社へのアクセスも便利とのこと。

<湯ノ口温泉所在地>
〒519-5416 三重県熊野市紀和町湯ノ口10

<電話番号>
0597-97-1126 (湯元山荘 湯ノ口温泉)

※念のため「タオル2枚持参」
瀞流荘駅発
08:50、09:55、11:15、13:00、14:30、16:00
湯ノ口温泉駅発
09:30、10:55、12:35、14:10、15:40、17:10

湯ノ口温泉 コテージ

<お知らせ>
入鹿温泉・湯ノ口温泉
道路工事のお知らせ

滞在所要時間:1時間30分~
(瀞流荘駅⇔湯ノ口温泉駅、温泉つかる)

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