【四日市あすなろう鉄道】
四日市あすなろう鉄道株式会社
(よっかいちあすなろうてつどう、
英: Yokkaichi Asunarou Railway Co.,Ltd.)は、
近鉄グループホールディングス傘下の
鉄道事業会社、
近畿日本鉄道(近鉄)の子会社で
三重県北部を走る内部線及び
八王子線の運営を行う鉄道会社です。
2015年4月1日付けで
近鉄より内部線及び
八王子線の運営を引き継いでいます。
【「四日市あすなろう鉄道」社名について】
「あすなろう」には、
未来への希望(明日にむかって)や、
内部・八王子線の特徴である
ナローゲージ(特殊狭軌線:線路幅が762mm)、
将来にわたり市民の方々とともに
育てていく鉄道という思いを込めているとのことです。
<小古曽(おごそ)駅の電車>
【概要】
近鉄が保有・運営していた
鉄道路線である内部線と八王子線を、
2015年4月1日より、
四日市市が第三種鉄道事業者として
保有し、四日市あすなろう鉄道が
第二種鉄道事業者として
運行しています。
【路線】
内部線:あすなろう四日市駅⇔内部駅
5.7km8駅
八王子線:日永⇔西日野駅
1.3km 2駅
【車両】
全車両を四日市市が保有し、
四日市あすなろう鉄道が
それを借り受けて運行しています。
そのため車籍銘板が
「四日市市」となっています。
<動画>
【四日市あすなろう鉄道 日永駅】
日永駅(ひながえき)は、
三重県四日市市日永一丁目にある、
四日市あすなろう鉄道内部線および
八王子線の駅です。
愛称はあすなろう中央緑地駅
(あすなろうちゅうおうりょくちえき)。
内部線と八王子線が当駅で分岐しています。
八王子線は当駅が起点ですが、
全列車が内部線を通して
あすなろう四日市駅まで乗り入れています。
大正元年(1912年)8月14日、
三重軌道の日永 – 八王子村
(のちの伊勢八王子)間開通時に、
起点駅として開業しました。
【駅構造】
単式ホーム1面1線と
三角形の形をした島式ホーム1面2線による
複合型2面3線ホームの地上駅です。
両ホームに挟まれた2線
(1・2番のりば)が
内部方面に、
島式ホームの外側の1線
(3番のりば)が
西日野方面に通じています。
内部発着列車同士、
及び内部発着列車と
西日野発着列車による
列車行違いが可能です。
但しダイヤ上では後者の方が圧倒的に多く、
前者については泊駅で
行われることが多いとのことです。
駅舎は単式の1番ホーム東側にあり、
島式の2・3番のりばへは
構内踏切で連絡しています。
ホーム有効長は3両分。
あすなろう四日市駅管理の無人駅です。
駅舎内の自動券売機で
乗車券が購入可能です。
ICカードはIC改札機により対応しています。
かつては有人駅でした。
3番ホームは内部・八王子線における
最急曲線(半径100m)の外側にあり、
列車とホームとの隙間が大きいため
乗降には注意が必要となります。
また、この部分を通過できるように
車体長の長いモ260・ク160形車両は
車体端部隅部がカットされています。
島式ホームの奥に、
2019年3月20日から
特殊狭軌線台車および、
三軌間レールの展示が行われています。
【所在地】
〒510-0885 三重県四日市市日永1丁目14
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