石垣やいま村~名蔵アンパルに隣接している日本最南端及び最西端のテーマパークです。

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【石垣やいま村】

石垣やいま村(いしがきやいまむら)は、
沖縄県石垣市にある古民家を
中心とした野外博物館です。
日本最南端かつ最西端のテーマパークでもあります。

<案内図(中国語・韓国語表記ヴァージョン>
石垣やいま村案内図(中国・韓国語版)

村内には水牛の池、
カンムリワシ保護ケージ、
リスザル園があり、
なかでも小さなかわいい
リスザルへのえさやりが大人気ですが、
2022年5月現在では
えさやりはおやすみです。

<リスザルの森>
石垣やいま村 リスザルの森

ラムサール条約に登録された
名蔵アンパルへの見学コースもあり、
希少な動植物を観察することができます。

名蔵ドライブインの「あんぱる食堂」にて
おいしい郷土料理や
売店でのショッピングも楽しめます。
いろいろ品が揃っていて
お土産品を買うにはもってこいの場所です。
なお、名蔵ドライブインは「道の休憩所」で
名蔵ドライブインだけならば、
入場料はかかりません。

【沿革】
昭和56年(1981年)に
名古屋鉄道株式会社が
八重山民俗園(やえやまみんぞくえん)
の名称で開業しました。
2003年にうえちグループ傘下となり、
新たにあやぱに株式会社を設立して、
運営を行いました。
2008年までに
4軒の古民家が移築・復元されたのをきっかけに、
同年10月1日に園名を
現在の名称に改めました。
なお、2013年3月7日には
新石垣空港に、
八重山そば門店「やいま村」を
開業しています。

石垣空港にて頂きましたがとても美味です。
昼と夜の中間の時間でしたが
お客さんが結構並んでいましたよ。
おいしいですよ!



【概要】
ラムサール条約登録湿地である
名蔵アンパルに隣接しており、
名蔵アンパルの登録域内に延びた
ウッドデッキに沿ってマングローブや、
そこに住むベニシオマネキ、
オキナワハクセンシオマネキ、
ミナミトビハゼ(トントンミー)、
天然記念物のセマルハコガメ等の
生物を観察することができます。
園内には八重山諸島の古民家が
移築・保存されており、
それぞれの民家では三線の演奏、
シーサーの着色、
サーターアンダーギー作り、
琉球衣装での撮影などが体験できます。
また、水牛池、カンムリワシ保護ゲージ、
リスザル園があります。

【古民家】
牧志邸・森田邸・
大濱邸・喜舎場邸の4軒が
登録有形文化財に登録されています。

<牧志邸(まきしてい)>
大正12年(1923年)築造。
石垣市長・牧志宗得の旧邸宅。
昭和55年(1980年)に移築。
2007年12月5日に
「八重山民俗園旧牧志家住宅主屋」
として登録有形文化財に
登録されています。

石垣やいま村 牧志邸

<内部1>
石垣やいま村 牧志邸 内部1

<内部2・お面>
石垣やいま村 牧志邸 内部2・お面

<内部3・八重山の歴史年表>
石垣やいま村 牧志邸 内部3・八重山の歴史年表

<内部4・みんさー織り>
石垣やいま村 牧志邸 内部4・みんさー織り

<森田邸(もりたてい)>
明治42年(1909年)築造。
旧士族・森田家の邸宅。
昭和59年(1984年に移築。
2007年(平成19年)12月5日に
「八重山民俗園旧森田家住宅主屋」
として登録有形文化財に登録されています。

石垣やいま村 森田邸

<内部>
石垣やいま村 森田邸内部

<大濱邸(おおはまてい)>
明治40年(1907年)築造。
第7代早稲田大学総長・大濱信泉の旧邸宅。
2008年に移築。
2015年11月17日に
「石垣やいま村旧大浜家住宅主屋」
として登録有形文化財に登録されています。

石垣やいま村 大濱邸

<内部>
石垣やいま村 大濱邸 内部

<見どころ>
石垣やいま村 大濱邸 見どころ

<喜舎場邸(きしゃばてい)>
大正12年(1923年)築造。
民俗学研究者・喜舎場永叙の旧邸宅。
2008年に移築。
2015年11月17日に
「石垣やいま村旧喜舎場家住宅主屋」
として登録有形文化財に登録されています。

<喜舎場邸そばの小径>
喜舎場邸そばの小径

<喜舎場邸・内部>
喜舎場邸・内部

<上地家/農民の家(うえちけ/ハルサーのいえ)>
復元家屋。
「シートーヤー」と呼ばれる木製の臼を
水牛に挽かせる伝統的な
サトウキビの搾り出し作業を実演しています。

上地家/農民の家

<シートーヤー>
上地家/農民の家 シートーヤー

<小屋>
上地家/農民の家 小屋

<石垣家/海人の家(いしがきけ/ウミンチュのいえ)>
復元家屋。
伝統漁法の道具や
ウミガメの剥製などが展示されています。

石垣家/海人の家(いしがきけ/ウミンチュのいえ

<展示物>
石垣家/海人の家 展示物

<サバニ>
石垣やいま村 サバニ

【その他の施設】
<遠見台アンパル塔>
頂上まではスロープになっています。
名蔵湾の絶景を見ることができます(雨天時除く)。
更に天気が良ければ西表島の大きな島影と
その手前に竹富島と小浜島を見ることができます。
やいま村の広い芝生も一望できます。
石垣やいま村 遠見台アンパル塔

<芝生広場>
石垣やいま村 芝生広場

【カンムリワシのよんなー】
当園にはカンムリワシ保護ゲージが
設けられており、
沖縄県の傷病野生鳥獣保護飼養
ボランティアとして、
交通事故などにより保護された
カンムリワシのリハビリを行っています。

石垣やいま村 カンムリワシのよんなー

2008年5月11日からは、
「よんなー」
(八重山方言で「ゆっくり」という意味)
と名付けられた雄のカンムリワシ1羽が
一般公開されています。
この個体は、2007年3月に
交通事故に遭って西表島で保護され、
同年9月から当園で飼育されています。
野生復帰は無理と判断され
終生飼養されることになったのでした。
八重山地方で飼育中の個体が
一般公開されるのは
初めてであるとのことです。
なお、八重山地方以外では、
沖縄市の沖縄こどもの国で
緊急保護されたカンムリワシが
一般公開されています。

<カンムリワシ>
カンムリワシ

<水牛のたろう>
石垣やいま村 水牛のたろう

<二羽のカラス>
仲良く雨宿りをしていました。
後ろの建屋は恐らくは喜舎場邸です。
石垣やいま村 二羽のカラス

【交通アクセス】
(車)
新石垣空港から約30分、
石垣港離島ターミナルから約20分。



【やいま村・名蔵ドライブイン開園時間】
午前9時~午後5時30分
(入園最終受付午後5時)

【休園日】
年中無休
(台風接近時など臨時休業の場合あり)

【やいま村入村料】
大人:1000円
(中学生以上は大人)
子供:500円
(3歳~小学生)

【あんぱる食堂:営業時間】
午前11時~午後2時30分
(ラストオーダー午後2時)

【所在地】
〒907-0021 沖縄県石垣市名蔵967−1

【電話番号】
0980-82-8798

【駐車場】
無料駐車場あり。
100台分、大型バス可能。

【トイレ】
やいま村内と名蔵ドライブイン建屋内。

所要時間:1時間30分~

黒島(沖縄県竹富町)(動画あり)~人よりも牛の数が多く、ウミガメの浜もあるハートアイランド 

竹富島(動画あり)~伝統的な赤い屋根瓦とシーサーと碧い遠浅の海と星砂の浜がある島です。

川平湾(動画あり)~刻々と様々な碧い海色になるミュシュランガイド3つ星の景勝地。

吹通川マングローブ群落(吹通川ヒルギ群落)~ドライブがてら気軽に見学できます。

白保海岸~新石垣空港から車で約5分の白い砂浜が美しい海岸、アオサンゴの群生地でも有名です。

名蔵アンパル~亜熱帯気候特有の動植物が分布、ラムサール条約登録地となっています。

平久保崎灯台~石垣島最北端の絶景地に位置しており、「恋する灯台」に認定されています。

石垣御神崎灯台~神が舞い降りる聖地であった岬にあり、荒々しい波と断崖絶壁と夕陽が見ごたえです。

玉取崎展望台~平久保半島や石垣島の碧い海を堪能できる眺めの良い展望台です。

石垣島鍾乳洞(動画あり)~日本最南端の鍾乳洞で、鍾乳石の成長が早く圧巻の空間が広がっています。

伊原間サビチ鍾乳洞(動画あり)~日本で唯一となる海へ抜ける鍾乳洞、洞窟を抜けるとそこは綺麗な碧い海だった!

八重山鍾乳洞~かつては人気のスポットでエリア内の龍神鍾乳洞が有名でした。

オヤケアカハチ~琉球の侵攻から石垣島を守ろうとした豪族の首領で先島諸島では英雄です。

フルスト原遺跡~国の史跡で八重山の英雄であるオヤケアカハチの居城跡とも云われてきました。

桃林寺~八重山列島で最古の仏教寺院、山門の仁王像は津波で流されたものの、戻ってきました。

唐人墓~「ロバート・バウン号事件」の哀しい犠牲者、今は夕陽の眺めが良い場所で静かに眠っています。