関東鉄道5号蒸気機関車~かつて関東鉄道竜ケ崎線で活躍した日本車輌製造の製造SLでは現存最古です。

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【関東鉄道5号蒸気機関車】

大正10年6月、宇都宮石材軌道
(昭和6年、東武鉄道大谷線に)が
日本車輌製造から購入した
蒸気機関車(納入時はNo.2として在籍)です。
C1軸配置のSLで、
日本車輌製造の製造では
現存最古のものとなります。
関東鉄道5号蒸気機関車

【国鉄1225形蒸気機関車】
国鉄1225形蒸気機関車
(こくてつ1225がたじょうききかんしゃ)は、
かつて日本国有鉄道の前身である
鉄道省に在籍したタンク式蒸気機関車です。

元は、白棚鉄道が大正9年(1920年)に
日本車輌製造で1両を製造(製造番号13)した、
車軸配置0-6-0 (C) のサイド・ウェルタンク式機関車で、
白棚鉄道では3と称しました。
昭和13年(1938年)に
白棚鉄道が国有化されたのにともない、
鉄道省籍を得たものです。
その際、1225形(1225)が付与されました。
国有化後も白棚線で使用されましたが、
昭和17年(1942年)3月に廃車となりました。

本形式は、日本車輌製造が27t型と
公称した規格型機関車で、
同形機が6両製造されています。
その他に後部を200mm短縮した
ほぼ同形の公称25t型が
7両製造されているので、
同族は13両が存在したことになります。
その他に、運転室下に従輪を
1軸追加した車軸配置0-6-2 (C1) 形が
1両存在します。
その状況は次のとおりとなります。
白棚鉄道:33
信濃鉄道 :8
飯山鉄道 :1ー3
大同電力 :1
弘南鉄道 :1、2
八幡製鉄所:224ー228
宇都宮石材軌道:2
(車軸配置0-6-2)

原設計は、ドイツのヘンシェル・ウント・ゾーン社が
大正3年(1914年)に
小倉鉄道向けに3両を製造した
機関車(後の鉄道省1285形)です。
運転室や側水槽をつなぐラインに
日本車輌製造独特のものがありますが、
固定軸距(2,800mm)をはじめとする
基本寸法は、完全に一致しているとのことです。

鉄道省1225は廃車後、
昭和18年(1943年)11月25日認可で
駄知鉄道に譲渡され同社の3となりましたが、
戦時統合による東濃鉄道(2代)の
発足とともにそのまま籍を移しました。
昭和25年(1950年)には
駄知線の電化とともに不要となり、
ブローカーの手を通じて建設省に譲渡され、
建25-242(現場番号 淀修4)として
昭和30年代まで淀川工事事務所で
使用されました。晩年は、
重油用のタンクをボイラー上に載せ、
発電用のタービンを装備していたということです。



【宇都宮石材軌道】
1921年6月製(製造番号40)で、
製造時から従輪を装備した変形車でした。
宇都宮石材軌道では2と称し、
1936年6月の東武鉄道への合併後は、
A3形(58・初代)となりました。
昭和14年(1939年)2月には
鹿島参宮鉄道に譲渡されて同社の5となり、
鉾田線(後の鹿島鉄道線)で使用されましたが、
昭和26年(1951年)7月に
竜ヶ崎線に転じました。
1970年頃まで使用され、
現在の地である
栃木県下都賀郡壬生町の
東武鉄道おもちゃのまち駅前で
静態保存されています。
関東鉄道5号蒸気機関車
説明

【所在地】
栃木県下都賀郡壬生町幸町2ー30ー22ー1

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