真岡鐡道「SLキューロク館」に行ってきました!

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【SLキューロク館】

真岡市SLの走るまち拠点施設です。
施設の名称は、館内に展示している
9600形蒸気機関車が
大正時代の代表的な蒸気機関車の
一つであり、太いボイラー、短い化粧煙突、
低い二つのドームにかたどられた雄姿で、
「キューロク」の愛称で
多くの人々に親しまれたことから
「SLキューロク館」と
名付けられたとのことです。

【開館時間】
午前10時から午後6時

【休館日】
・毎週火曜日(火曜日が祝日の場合は翌日)
・年末年始(12月29日から1月3日)

【入場料】
無料

【設置目的】
「SLの走るまち」という
真岡市の魅力を活用した拠点施設として、
観光振興、交流人口の増加及び
周辺地域のにぎわいの創出を
図ることを目的として設置されたとのことです。
建物外観はSLの形をしています。
(真岡駅:C11 キューロク館:9600形)

【展示車両】
【館内】   
9600形SL(49671号)、
旧型客車(スハフ4425号)、
グッズショップ、軽飲食等
トイレ

【屋外】   
D51形SL(D51146)
キハ20形ディーゼル動車(キハ20247)
ヨ8000形車掌車(ヨ8016)
ト1形無蓋貨物車(ト60号)
ワ11形木造有蓋貨物車(ワ12号)
ワフ15形貨物緩急車(ワフ16号)
真岡市所有のSLは、動態、静態あわせて4台です。
SLキューロク館
野外展示

イベント広場、
駐車場等

【特徴等】
展示してある9600形SLや
旧型客車などに
乗車見学ができます。

展示してある9600形SLは
圧縮空気を動力源として、
毎週土曜日、日曜日及び祝日に
1日3回運行します。
9600形SLを走らせることは、
国内で初めてとなります。



【SL49671の自走運行日及び運行時間】
<運行日>
毎週土曜日・日曜日及び祝日ともに1日3回
<運行時間>
1回目:  
午前10時30分(2往復運転)
2回目:
 正午(2往復運転)
3回目:
 午後2時30分(2往復運転)
※注意事項
・運行時間は15分程度となります
・構内を車掌車と連結して30mほど往復運転します。
SLキューロク館 車掌車 自総運転レール
・乗車券の予約は受け付けておりません。
・雨天時は中止になる場合があります。

【関連施設】
情報センター4階(真岡駅複合施設内)に
「SLギャラリー」があります。
既存のSL車庫、 SL検修庫、転車台などを
回遊しながら見学できます。

「関東の駅百選」の認定駅となっている
真岡駅舎は、SLの外観となっています。

真岡鐵道では、C11形とC12形のSLを
土曜日、日曜日、祝日に1日1往復
運行しています。

真岡駅東口駅前広場には、
平成6年3月、真岡鉄道のSL運行開始を
記念して 作られたモニュメント
「C55形動輪」が展示されています。

東口駅前広場北側にある「守鐵社」は、
鉄道建設当時に取り壊された熊野権現、
稲荷明神、八幡宮の3つの祠に代わり、
鉄道の安全運行を祈願するため
たてられました。
毎年4月には、
真岡鐵道と地元の方々で
例大祭が行われているとのことです。

【展示車両】
【9600形蒸気機関車49671号機】
大正9年(1920年)に
川崎造船所兵庫工場で製造されて以来、
昭和51年(1976年)に
廃車になるまで北海道で
活躍していました。その後、
長らく真岡市の井頭公園で
展示されていましたが、2012年に
圧縮空気で自走できるよう
整備が行われ、
翌2013年に
SLキューロク館に移設されました。
9600形蒸気機関車49671号機

<49671号機の運転台>
496671号機は、
本来の蒸気ではなく
コンプレッサーで作った圧縮空気で
稼働するよう改造されています。
運転台はキレイに整備され、
誰でも見学できるようになっています。
また、土日祝日の運行時は、
1回の運行につき1組限定で、
運転台に乗って汽笛を鳴らす体験も
できるとのことです。

【豆知識】
<9600形の付番法について>
9600形の製造順と番号の対応は、
1番目が9600、2番目が9601、
3番目が9602、
100番目が9699となりますが、
101番目を9700とすると
既にあった9700形と
重複してしまうので、
101番目は万位に1をつけて
19600としました。
その後も同様で、下2桁を00から始め、
99に達すると次は万位の数字を
1つ繰り上げて再び下2桁を00ら始め、
という付番法としました。
したがって、100番目ごとに
万位の数字が繰り上がり、
200番目が19699、
201番目が29600となるとのことです。
このため、9600形のナンバーと
製造順を対応させる公式は、
「万の位の数字×100+下二桁の数字+1=製造順」 
となります。
SLキューロク館の9600形
機関車の車両番号は「49671」です。
この番号を公式にあてはめると、
万の位の数字が4、下2桁が71となるので、
製造順は「4×100+71+1=472」。
つまり、「9600形機関車の472号機」
ということになります。
なお、現在真岡鐵道で運行や展示している
他のSL付番は次のとおりになります。
49671号機
「C1266」⇒
C形機関車(動輪3軸)の12形式、66号機
「D51146」⇒
D形機関車(動輪4軸)の51形式、146号機



<D51形蒸気機関車146号機>
昭和13年(1938年)に
日本車両名古屋工場で製造され、
昭和51年(1976年)に
廃車になるまで北海道で
活躍した機関車です。
2015年まで静岡県で
展示されていましたが、
同年真岡市が譲り受けました。
49671と同様、
圧縮空気により
自走できるよう
整備されています。
D51形蒸気機関車146号機

<D51146号の運転台>
D51形蒸気機関車は、
9600形よりも20年ほど後に
作られた形式です。
そのため、運転台もより
近代化されています。
また、D51の運転台は、
他の機関車と比べて
とても狭いことでも有名です。

<D51形蒸気機関車の動輪>
鉄道車両の駆動輪は「動輪」と
呼ばれますが、貨物向け蒸気機関車である
9600形やD51形などの場合は
これが4軸あり、機関車の重量を
牽引力に活かしやすい設計になっています。

<D51形蒸気機関車の愛称>
D51形蒸気機関車は
日本のSLの代名詞ともいわれています。
「デゴイチ」という愛称があります。
これは、形式名の「D51(ディーごじゅういち)」に
由来しています。

【スハフ44形客車25号機】
昭和29年(1954年)に
製造された北海道向けの車両で、
急行「ニセコ」の客車として活躍しました。
2012年に真岡駅に移設され、
SLキューロク館内で
展示が開始されました。
車内は休憩スペースとして開放されています。
スハフ44形客車25号機 SLキューロク館

【ヨ8000形貨車(車掌車)】
昭和49年(1974年)から
製造が開始された車両で、
貨物列車などに連結し、
車掌が乗車するものです。
SLキューロク館では
2両が展示されており、
うち1両は49671の運行時に
連結し、実際に乗車することができます。
ヨ8000形貨車(車掌車)SLキューロク館

【キハ20形ディーゼル動車】
老朽化した気動車の置き換えと
サービス向上を目的に、
昭和32年(1957年)に
誕生した旅客用車両です。
全国各地のローカル線で活躍しました。
この247号機は、
昭和63年(1988年)4月の
真岡線第三セクター転換時まで、
地域の足として真岡線を
走っていたうちの1両です。
キハ20形ディーゼル動車

【DE10形ディーゼル機関車1014号機】
ローカル線での貨物列車牽引や
入換作業を目的に、
昭和41年(1966年)から
製造が開始された
中型ディーゼル機関車の1014号機です。
大阪貨物ターミナル駅での入換作業や
JR四国の〈アイランドエクスプレス四国〉
の牽引機として活躍した後、
真岡鐵道で使用中の1535号機の
部品取り機として購入したものです。
DE10形ディーゼル機関車1014号機

【ワフ15形貨物緩急車】
列車にブレーキを掛けるための装置が
取り付けられた車両で、
貨物を搭載する車両に
車掌や制動手が乗り込む場所が
取り付けてあり、
緩急車の内現存する
最も古いものの1両です。
ワフ15形貨物緩急車
※公式サイトではボディの色は茶色でしたが来訪時は黒でした。

【ト1形無蓋貨物車】
積載量10トンの小型無蓋貨物車で、
昭和15年(1940年)に
日本車輌で製造されました。
ト1形無蓋貨物車

【ワ11形木造有蓋貨物車】
蒲原鉄道ワ11形は、積載量10トンの
小型有蓋貨物車です。
昭和初期に新潟鐵工所で製造されました。
当時は、既に貨車でも鋼鉄で
製造されていましたが、
地方私鉄向けとして躯体以外は
すべて木材で構成されています。
木造車体の貨車のうち現存する
最も古いものの1両です。
ワ11形木造有蓋貨物車

【真岡鉄道のHTM270MW】
真岡鉄道のHTM270MW
SLキューロク館ではなく真岡駅の敷地内です。
樹木の伐採などで活躍しているそうです。
搭載してる作業機は
アイチコーポレーションの
TZ10Aとのこと。



【所在地】
〒321-4306 栃木県真岡市台町2474−6

【電話】
0285-83-9600

【交通アクセス】
(車)
北関東自動車道「真岡インター」出口より
真岡駅方面へ 約4km4km
真岡駅東口に
[SLキューロク館]があり
その南側に専用駐車場があります。
大型バスは進入禁止地区です。
[0285-83-9600]まで連絡ください。
駐車場を案内します、公式サイトにあります。

(電車)
<A>
JR宇都宮線「小山」駅より
水戸線に乗り換え「下館」駅に。
そこから真岡鐵道に乗り換え
6つめの駅が「真岡」駅(約26分)  
東口に隣接しています。
真岡駅 車両

<B>
東京秋葉原駅よりつくばエクスプレス
(首都圏新都市鉄道)にて「守谷」駅まで、
関東鉄道に乗り換え「下館」駅まで。
そこから真岡鐵道に乗り換え、
6つめの駅が「真岡」駅(約26分)  
駅東口に隣接しています。

【駐車場】
駐車場は、その南側と
道路をはさんだ東の2面があります。
バスはSLキューロク館北側に
専用駐車場があるとのことです。
なおバス専用駐車場を利用される場合は、
必ず事前にご連絡ください、とのことです。
FAXまたは、メールでの連絡を
推奨しているとのことです。



滞在所要時間:30分~
※自走運転の時間は含まず。

真岡鐡道「SLもおか」に乗ってきました!C12形蒸気機関車です。動画ありです

宇都宮芳賀ライトレール線~2023年8月に開業した宇都宮ライトレールの路線です。

関東鉄道5号蒸気機関車~かつて関東鉄道竜ケ崎線で活躍した日本車輌製造の製造SLでは現存最古です。

龍門の滝~大蛇伝説に相応しい壮観な滝で、列車と大滝が一緒に撮影できる貴重なスポットです。

常陸大子駅の静態保存のC12蒸気機関車~C12187号

袋田の滝~日本の滝百選のひとつで別名は四度の滝、徳川光圀公も訪れたとのことです。

真岡城~宇都宮氏の家臣であった芳賀氏の居城、江戸時代には陣屋がありました。

水戸城~馬場氏が平安時代に築城し、江戸氏、佐竹氏が居城、その後は御三家・水戸徳川家の居城になりました。

西山御殿(西山荘)~自然豊かで理想郷であった徳川光圀公の隠居所、国の史跡および名勝です。

伊佐城~伊達氏の祖とされる一族の伊佐氏が築城し、南北朝時代には南朝側について戦いました。

下館城~藤原秀郷が築いた三館の下館との伝承あり、江戸時代は下館藩でした。

小山城~小山氏の始祖である小山政光が平安時代に築城、下野国最大の武士団を率いていました。

宇都宮城~800年の歴史を誇る関東七名城~宇都宮氏が築城し本多正純が築いた城下町

中久喜城~平安末期に小山政光が築城、小山氏城跡として国の史跡に指定されています。

結城城~結城朝光が築城、室町時代の結城合戦の舞台、その後廃城になるも水野宗家が入り幕末まで続きました。

唐沢山城~藤原秀郷の築城と伝わる「関東一の山城」と称される関東七名城。

藤原秀郷公墳墓と藤原秀郷~関東武士の憧れであり平将門の乱を平定した人物です。

益子古城と益子城~宇都宮氏の家臣である 益子氏の居城でした。

茂木城(桔梗城)~宇都宮一族の茂木氏の居城で現在は綺麗に整備されています。