袋田の滝~日本の滝百選のひとつで別名は四度の滝、徳川光圀公も訪れたとのことです。

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【袋田の滝】

袋田の滝(ふくろだのたき)は、
茨城県久慈郡大子町袋田にある滝です。
久慈川支流の滝川上流に位置しており、
滝は4段で長さは合計120m、
幅73mです。
冬は、滝が凍結する「氷瀑」現象が
発生することがあり、
氷壁を登る人もいるとのことです。
全面凍結はかつては
毎年のように見られていましたが、
近年は2012年が最後といわれており、
氷瀑の脇を水が流れます。
滝の流れが大岩壁を四段に落下することから、
別名「四度(よど)の滝」とも呼ばれています。
その昔、西行法師がこの地を訪れた際、
「四季に一度ずつ来てみなければ
真の風趣味わえない」と
絶賛したことからとも
伝えられているとのことです。
「四度(よど)の滝」(袋田の滝)
袋田の滝・生瀬滝は、平成27年3月10日に
国の名勝に指定されました。
さらに、袋田の滝は
平成27年10月には、
恋人の聖地に選定されました。
(NPO法人地域活性化支援センター)

華厳滝、那智滝とともに
日本三大名瀑の一つに挙げられる場合もあり、
日本の滝百選にも選定されています。
1990年に行われた
日本の滝百選の人気投票では
1位を獲得したとのことです。
奥久慈県立自然公園に
指定されていますが、
華厳滝が日光国立公園、
那智滝が吉野熊野国立公園に
指定されているのに対して、
袋田滝は国立公園にも
国定公園にも指定はされていません。

<動画・袋田の滝>

江戸時代は水戸藩の領地内であり、
水戸黄門として知られる
徳川光圀公が訪れたことがあるとされています。



【成り立ち】
大子町を含む久慈川沿いの地域は、
西の八溝山地と
東の阿武隈山地(久慈山地)の
間にある比較的低い地域です。
地質学的には新生代の
中新世の中頃(およそ1500万年前頃)に
堆積した地層でできているとのことです。
地層が堆積した環境は、
下位では川や沼などの淡水ですが、
上位では海に棲む
貝の化石が発見されるので、
海であったことが分かっています。
今から1500万年前には
太平洋の方から、海が
このあたりまで侵入していたことになります。

地層は主に砂岩、礫岩や
泥岩からできていますが、
火山灰などの火山噴出物から
できた地層も少なからず見られるとのことです。
そして、その代表格が
奥久慈の名峰として名高い
奥久慈男体山をつくる
「男体山火山角礫岩層」となります。
これは海底で火山が噴火して、
冷却する際に、
大きな礫状に破壊されたあと
全体が固まったもので、
非常に固く浸食に強い地層です。
奥久慈男体山を中心に
南北に30km近くにわたって
連なる急峻な尾根は、
削り残されたこの地層によって
できており、袋田の滝近くの
月居山(つきおれさん)や
生瀬富士もそれに含まれるとのことです。
袋田の滝
袋田の滝は、久慈川の支流滝川の水が、
この固く何百万年もの浸食にも
耐えてきた、かつての海底火山の
噴出物が作る断崖か
ら落ちることによって作られたものです。
地形としては日光男体山の
溶岩によって川が
せき止められてできた
日光の華厳滝に似てはいますが、
この溶岩は約2万年前のものであり、
地質学的には袋田の滝の場合のほうが
はるかに古い時代のものです。
また、袋田の滝の地形は
せき止めによるものではなく、
浸食に耐えて残った
約1500万年前の
火山噴出物が作る「崖」であるのです。
袋田の滝

【観瀑台】
正面から滝の全景を観賞するためには、
「袋田の滝トンネル」
(長さ276m、高さ3m、
幅員4m)を通って
第1・第2観瀑台へ行く必要があります。
袋田の滝 ご案内
入場料は、有料で下記をご覧ください。
無休ですが、季節ごとに営業時間が
異なります。
またライトアップ期間には
夜間営業があるとのことです。
袋田の滝トンネルの入り口には、
今瀬剛一の句碑があるとのことです。

従来の観瀑台(第1観瀑台)へは、
袋田の滝トンネルを通り、徒歩約5分です。
滝の上から3段目の目の前にあります。
ただし最上段は見えません。
新観瀑台(第2観瀑台)完成後も
引き続き利用可能となっています。

<第1観瀑台からの袋田の滝>
第1観瀑台からの袋田の滝

新観瀑台(第2観瀑台)が、
2008年9月13日13時にオープン。
袋田の滝トンネルの途中に新設した
2機のエレベーターで、上部に上がります。
なお階段等は設けられておらず、
エレベーターのみとなります。
3つのデッキからなり、
従来の第1観瀑台よりも、
第1デッキは約44m、第2デッキは約48m、
第3デッキは約51m上にあるため、
最上段を含めた滝の全景を
観賞することができます。
<第2観瀑台からの袋田の滝>
第2観瀑台からの袋田の滝

建設費約5億2000万円は、
補助金なしに全て利用料収入から
捻出したとのことです。
なお有料の観瀑台を利用しない場合も、
滝側面、及び滝側面を登り
月居山へと続くハイキングコースから
滝の一部を見ることが可能です。
ハイキングコースからは
滝の縁を上流側から
眺めることができるとのことです。

【「恋人の聖地」モニュメント】
大子町の鳥「オシドリ」を
モチーフにしたモニュメントを
観瀑トンネル内に設置しています。
「恋人の聖地」モニュメント 袋田の滝

【生瀬滝】
袋田の滝の上流にあるのが生瀬滝です。
袋田の滝を仰ぎ見る吊り橋を渡り、
袋田の滝を仰ぎ見る吊り橋
月居山ハイキングコースを上っていくと
落差約15mの生瀬滝を見ることができます。

<観瀑施設(袋田の滝トンネル)利用料 >
(1人1回につき)
(2023年7月パンフレットより)
個人: 
大人:300円 

子ども:150円

団体:30名以上
大人:250円 
子ども:100円
※「大人」とは、中学生を除く15歳以上の人。
※「子供」とは、小学校の児童及び中学校の生徒。
袋田の滝 発券所

<営業時間>
(5月~10月)
 午前8時から午後6時
(11月)
 午前8時~午後5時
(12月~4月)
 午前9時から午後5時

<定休日>
無休

【交通アクセス】
(電車・バス)
JR水郡線「袋田駅」よりバス約10分
「滝本」下車
徒歩約10分

JR水郡線「袋田駅」よりタクシー約10分
JR水郡線「袋田駅」より徒歩約40分

<路線バス時刻>
(2023年7月パンフレットより)
袋田⇒滝本行
10:35
12:30
13:55
14:30
滝本⇒袋田駅行
11:00
13:10
14:10
15:10
16:00(4月~11月)
<運賃>
(片道)2023年7月パンフレットより
大人:210円
子供:110円
所要時間:約10分
※最新の情報をご確認ください。

(車でのアクセス)
常磐自動車道「那珂IC」より約50分
東北自動車道「宇都宮IC」より約1時間30分
東北自動車道「矢板IC」より約1時間20分
茨城空港より約1時間50分



【駐車場】
町営無料第一駐車場:50台
(滝まで約1.2km)
町営無料第二駐車場:220台
(滝まで約1.4km)
袋田の滝(第1観瀑台)寄りの眺め

民間有料駐車場 約700台
※民間有料駐車場を利用しました。
料金は500円でした。
車で行けるぎりぎりの
川沿いの道にあります。
管理事務所・発券所までは
徒歩で10分弱でした。

滞在所要時間:40分~
(ハイキングコース含まず)
※混雑具合によりかなり変わります。

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