【黒部湖遊覧船ガルベ】
最高標位1448mの黒部湖を
30分かけて一周しており、これは
日本で最も高所を運航する遊覧船であります。
遊覧船の名勝であるガルベとは
「黒部」の語源といわれる
アイヌ語を元にした名前です。
黒部湖での安全運航を願って、
平成12年新造船のお目見えにあたり命名されました。
エメラルドグリーンに輝く湖面から
一望する黒部峡谷の雄大な景色を
眺めながらのアルペンクルーズとなります。
普段はなかなかいけない黒部湖の上流をクルージングします。
ルート:カンパ谷橋船着場⇔鉢ノ木谷(往復11.5km)
上流に進むと右側には屏風の様に連なる立山連峰。
左には後立山連峰のスバリ岳や鉢ノ木岳。
正面には赤牛岳を見ることができます。
また折り返し地点には平乃小屋があります。
この平乃小屋は、ダム湖を往復する
渡し船を無料で提供しており、
登山者には人気の山小屋です。
宿泊もできます。
【遊覧船受付】
黒部ダムからトンネルに入り、
黒部湖駅方面を歩きます。
目の前に「黒部駅」見えてくると、
左に曲がる道があります。
その先が遊覧船の受付になります。
歩くこと7~10分位で、
遊覧船の受付の小屋があります。
遊覧船乗り場は、カンパ谷橋船着場。
受付小屋から184段の階段を降りたところにあります。
<カンパ谷橋船着場>
【所在地】
〒930-1406 富山県中新川郡立山町芦峅寺
【電話】
0261-22-0804
【所要時間】
約30分
【料金】
大人:1100円
小人:550円
※障がい者割引があります。
個人の方の予約はできません。
<遊覧船ガルベ>
【運行期間】
6月19日~11月10日
【時刻表】(2020年)
<6月19日~>
9:40
10:20
11:00
11:40
12:20
13:00
13:40
14:20
15:00
※混雑時は待つ場合があります。
※イベント貸切運航等で、乗合乗船を休止する場合があります。
※黒部ダムの気象状況や水位の低下等により、
運休・運航期間が変更になる場合があります。
【黒部湖】
黒部湖は、通称「くろよん」の名で
全国に親しまれている黒部ダムの貯水池です。
建設費には昭和31年当時で513億の巨費が投じられ、
延べ1000万もの人手により、
7年の歳月を経て完成しました。
今では立山黒部アルペンルートの名勝として有名です。
【平乃小屋】
登山者にも釣り人にも人気の山小屋です。
イワナの漁師の経営する山小屋で
イワナの刺身を食べられたという口コミもあります。
1日4~5回ほど、ダム湖を往復する渡し船を
無料で提供しているので、
奥黒部方面への登山の際に利用できるとのことです。
<佐々成政のザラ峠越え>
歴史的にも有名な
戦国武将の佐々成政のザラ峠越え(さらさら越え)がありますが、
そのザラ峠を越えるとその平乃小屋に着くそうです。
古くから交通の要所でかつては、
鉢ノ木古道と呼ばれていました。
佐々成政は、そのサラ峠を越えて、扇沢にいったとのことです。
しかし、徳川家康に拒否されて・・・嗚呼。
【所在地】
〒930-1406 富山県中新川郡立山町芦峅寺
【電話】
090-2039-8051
【営業期間】
6月中旬~10月下旬
【予約】
必要
【料金】
一泊2食 9500円
素泊まり 6500円
※ご利用される方は最新の情報をご確認ください。
【黒部湖クルージングの風景】
<184段の階段を下る>
<黒部湖が目線の高さに近い>
<黒部ダムも目線の高さ>
<受付の小屋の先の橋>
この先は遊歩道になっているそうです。
歩かれる場合は念のため、
クマよけの鈴や笛をご持参されると良いと思います。
また、「ロッジくろよん」の先に行かれる場合は、
「登山届」が必要になります。
装備も登山の装備が必要となるようです。
扇沢駅、長野県側の玄関口・くろにょんがいた~立山黒部アルペンルート
大観峰駅・黒部湖や後立山連峰の絶景が見渡せる場所~立山黒部アルペンルート
立山ロープウェイ・紅葉の絨毯・黒部平⇔大観峰、動画あり~立山黒部アルペンルート
立山玉殿・日本一高い採水地!星の空ビールはいかがでしょうか?~立山黒部アルペンルート