龍泉洞~日本三大鍾乳洞&名水百選&国の天然記念物が棲息~青いパワースポット!

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【龍泉洞(りゅうせんどう)】

岩手県下閉伊郡岩泉町岩泉神成1番地1所在の鍾乳洞・龍泉洞を紹介します。
日本の岩手県下閉伊郡岩泉町にある鍾乳洞です。
別名、岩泉湧窟(いわいずみわっくつ)とも言います。
総延長約1200m(日本の洞窟中第62位)、高低差約249mは日本の洞窟中第5位です。
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現地の案内看板
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秋芳洞(山口県美祢市)
龍河洞(高知県香美市)
と共に「日本三大鍾乳洞」の一つに数えられます。
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【名水百選】

また、地底湖は龍泉洞地底湖の水として
1985年(昭和60年)名水百選のひとつに選定されました。
龍泉洞の水は世界でも有数の透明度を誇っており、
これは、地下深くに潜り込んだ沢の水が、地底湖で湧出するためです。
良質の腐植土によって濾過され、
また、地中の石灰質を多く溶かし込んでいるので、味がしっかりとしたものとなっています。
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<水深98mの第3地底湖>
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120m以上ある第4地底湖(未公開)等、
全部で7つの地底湖があります。

<第一地底湖・水深35m>
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<第二地底湖・水深38m>
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<出入口近くのハート>
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<幻想的な回廊>
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【国の天然記念物】
洞窟内には、キクガシラコウモリ、コキクガシラコウモリ、
モモジロコウモリ、ウサギコウモリ、および、テングコウモリという、
ココウモリ類(小翼手類)5種の生息が確認されており、
これらのコウモリ類は、1938年(昭和13年)12月14日、
洞窟と共に「岩泉湧窟及びコウモリ」名義で国の天然記念物に指定されました。
⇓この場所に現れる・・・かもしれません。
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【パワースポットと囁かれている場所】

<長命の淵>
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<亀石>
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<力強い清流の爆音>~動画~

<どこまでも流れる水流>~動画~

<ビジターセンター・券売所・売店>
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なお、観光整備工事中の1967年(昭和42年)に
龍泉洞入洞口の向かい側に新たに洞窟が発見され、
龍泉新洞(りゅうせんしんどう)と命名されています。
また、その洞内から土器・石器などが多数発見されております。
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<龍泉新洞(りゅうせんしんどう)入り口>・これより先は撮影不可!!
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トレーサー調査によりますと、
龍泉新洞は龍泉洞の下流部分にあたるとされていますが、
実際に水中部を潜り調査したことはありません。
龍泉洞の水が再度地下に潜り込み、
本洞前の清水川の下を「第二の川」のように流れ、
龍泉新洞の「泉」で湧いていることが分かっています。
龍泉洞の潜流地点から龍泉新洞の「泉」まで、
おおよそ5分ほどで到達していると言われております。

【営業時間】
年中無休!!
5月~9月:午前8時30分~午後6時
10月〜4月:午前8時30分~午後5時

【料金】
大人(高校生以上):1000円
小・中学生:500円
(15名以上で団体割引があります)⇒詳細はこちら



【洞内に関しての注意事項】
貴重な鍾乳石などを折ったり、傷つけることは禁止します。
龍泉洞のきれいな水を保持するためにも、
洞内の水路、地底湖へのコインなどを投げ入れないでください。
洞内にはトイレがないので、入洞前に済ませてください。
洞内には階段が設置してあり、ベビーカーは入洞できません。事務所でお預かりします。
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洞内の生態系を守るため、ペットの洞内への入洞は禁止です。
<ペットに関すること>
事務所内で預かり可能ですが、ケージにいれると助かるとの事です。
ペットが大きい、頭数が多い等の場合は事前に相談して下さい。

【飲酒】
洞内には長く急な階段もあり、酔った状態では危険です。
お声をかける場合があるそうです。

【飲食】
洞内での飲み食いは禁止です。

【喫煙】
洞内、および園地内は禁煙です。
園地内喫煙所をご利用ください。

【洞内での服装】
洞内は一年中10℃前後と気温が安定しています。
窓口にて、ジャンパーの貸し出しをしています。

【足元】
足場は整備され、歩きやすくなっています。
ただし、天井から落ちる雫などで床が濡れているところ、
急傾斜の階段があるので、歩きやすい靴がいいです。

【階段】
洞内奥の突き当り(第三地底湖)までいくと階段の登り口があります。
こちらの階段は上り下り合わせて270段ほどあり、
この階段の途中には第一地底湖を展望できる場所があります。
(第一地底湖展望台)
階段を上った先は大変狭いため、途中で折り返すということはできません。
体調が優れない方、足腰に自信がない方、高所恐怖症の方は無理をせず、
第三地底湖からは、階段を昇らずに、元のルートをに戻ることを勧めているそうです。

【階段の段数】
第一地底湖手前⇒下り約20段  
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第三地底湖~第一地底湖展望台~守り獅子⇒約270段

長命の泉手前⇒下り約20段
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※例外として、繁忙期で一方通行にしている時は
階段を50段ほど上って、トンネル出口から出て頂くことになるそうです。

【雨の日のしずく】
泉洞はいまだ生きている (乾かずに成長を続けている) 鍾乳洞なので、
普段から洞内上部から少し雫が落ちてくるそうです。
雨が降った際、地表にしみ込んだ雨水により、
普段より多量の雫が落ちてきます。
その時の雨の量と雫の量は比例していますが、
地表にしみ込んだ雨水が
洞内の天井から雫として落ちるまでは時間差があり、
外では雨が止んでいても洞内は雫が多いという時もあります。
あまりにも雫がひどい時は事務所で傘やカッパを貸し出しています。

【増水時】
雪解け水、長雨、台風時の豪雨など、雨の影響で増水してしまう場合があります。
観光ルートで早く影響受ける場所があり、冠水したらまず非常時用の足場を組みます。
足場も組めない場所まで冠水してしまった時は、
龍泉洞は閉洞し、新洞科学館だけでの公開となります。

【繁忙期】
お盆とゴールデンウィークが混み合います。
通常時は出入口が同じですが、繁忙期は一方通行(出入口が別)となります。
観光ルートがすべて一方通行となり、
折り返し地点(第三地底湖)の近くにある臨時のトンネル出口から外へで出ます。
(階段を約50段登ります)
通常時と同じように来たルートを引き返すことはできないそうです。
一方通行にしてもどうしても渋滞するときは、
共通券で見学できる龍泉新洞科学館から先の見学を案内する場合があるそうです。

【バリアフリー】
<身障者用トイレ>
園地内に1カ所、龍泉洞観光センター2階無料休憩所内に1カ所あります。
<杖の貸出し>
<休憩所までの電動イス>
龍泉洞観光センター2階にあがるための電動イスがあります。
<車いすご利用の方>
1. 階段があるため第一地底湖の手前で元のルートを引き返します。(一部逆走)
2.洞内で1番狭い通路は通常サイズの車イスは通れないため、事務所所有の車イスに乗り換える必要あり。
(事務所所有:2台)
3.繁忙期は洞内が大変混雑することから、観光ルートを一方通行にする日があります。
一方通行の日は、順路を逆走すると非常に危険なため、車イスでの入洞はできません。



【龍泉洞までのアクセス】

盛岡⇒⇒⇒岩泉(龍泉洞) 盛岡から国道455号 約110分
花巻空港⇒⇒岩泉(龍泉洞) 国道4号・国道455号 約150分
宮古⇒⇒岩泉(龍泉洞) 国道45号・国道455号 約60分
八戸⇒⇒岩泉(龍泉洞) 国道45号・しもへいグリーンロード 約120分
久慈 ⇒⇒岩泉(龍泉洞) 国道45号・しもへいグリーンロード 約60分

【岩泉町へのアクセス】

龍泉洞への交通アクセスは盛岡駅発のバスの利用が便利です。
その他、車、電車、バスなどをご利用される場合には地図より確認できます。

宮古から龍泉洞へ(車)

盛岡から龍泉洞へ(車)

園地の案内
(カフェ・お土産屋さん・トイレ・龍泉洞の水の水飲み場・春夏秋冬の写真)

【4つの駐車場】
<第一駐車場>
龍泉洞から400m:駐車可能台数 80台

<第二駐車場>
龍泉洞から70m:駐車可能台数 47台

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<新洞科学館前駐車場>
龍泉洞から100m:駐車可能台数 20台

<第三駐車場>
龍泉洞から500m:駐車可能台数 295台

所要時間:60~70分程

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