もうひとつの鎌倉あじさいめぐりとして以下の処をめぐってきました⇓⇓⇓
極楽寺・極楽寺トンネルの江ノ電の動画付き~もうひとつの鎌倉あじさいめぐり~
御霊神社・江ノ電の動画付き~もうひとつの鎌倉あじさいめぐり~
今回の鎌倉めぐりで利用した主な交通機関は江ノ電です。
長谷駅を後にして藤沢に向かったのですが、
途中、時間の許す範囲で途中下車をしたのでご報告いたします。
長谷駅に入る江ノ電⇓⇓⇓
先頭車両の頭の部分の行先表示ですが、
「藤沢」の文字の両サイドが紫陽花(あじさい)になっており、
しかも色も変化していましたね。
其のあとは、「鎌倉高校前」で途中下車をしました。
でも、アジア的に大人気のあの場所ではなく、
駅のホームから簡単に眺められる場所です。
あの場所は、私が訪れた日も、外国、特に中華圏の旅行者に大人気で
平日の昼過ぎだというのに、混んでいました。
お目当てはこちらの小さな小さな踏切です。
こんなにちんまりとした踏切なのに、踏切バーは新型なのです⇓⇓⇓
この踏切は、おそらくは、
設置したメインの目的は「鎌倉高校前」駅の後ろにある、
「七里ガ浜共同墓地」を訪れる人のための踏切なのでしょう。
そう、「聖地」の駅の後ろは日本の普通の墓地なのでした。
決して新しくはないですが、小ぎれいにされていて、
「鎌倉」「墓地」というキーワードから連想される(?)
ミステリースポット的なものはなく、さっぱりとしています。
段々になっているので、見通しがよく、
誰かが潜んで・・・という怖さもなく
眺めがよく、日当たりも風通しも良く、
潮風や潮騒の音を年中聞きながら過ごせていいですね。
この付近の住宅は、坂を上った高いところにあります。
そして、電車に乗って、藤沢方面にもう一駅進み、
次に降りたところは「腰越」駅です。
江ノ電の役でというとここまでが鎌倉市となります。
この「腰越」は歴史上でも有名な場所です。
1185年、源義経が兄である源頼朝の怒りを買い、
鎌倉入りを許されず、足止めをされて腰越に留まります。
その時に、兄・頼朝へ心情を訴える書状をしたため、
これを「腰越状(こしごえじょう)」といいます。
その「腰越状(こしごえじょう)」をしたためたお寺がこの腰越にあり、
「満福寺」といいます。
開山は古く、天平時代の744年に行基が開山したと伝わります。
真言宗大覚寺派の寺院で、
正式名称は龍護山医王院満福寺(りゅうごさん いおういん まんぷくじ)です。
寺には弁慶が書いた腰越状の下書きとされる書状が展示されており
境内には弁慶の腰掛け石や手玉石など、
義経・弁慶ゆかりの品々が多数展示されています
どうやら看板猫(?)もいるようで、
本堂ですやすやと昼寝をしている姿をみかけました。
地元の人らしき年配の女性が近づくと
「にゃあ」とあいさつを交わしておりました。
また、この寺院の階段からは、江ノ電の風景が楽しめます。
そして、この「腰越」駅から次の「江ノ島」駅までは、
線路は<併用軌道>になるのです。
<併用軌道(へいようきどう)>
道路上に敷設された軌道の事を指します。
この軌道は路面電車などで良く見かける敷設形態ですが、
一般的な鉄道車両が走行する場合もあるそうです。
軌道法における路線については、
併用軌道では道路上を走行するため、
運転は日本においては軌道運転規則だけでなく、
道路交通法にも準拠して行われます。
更に、併用軌道は基本的には軌道法特許によりますが、
鉄道事業法(旧・地方鉄道法)に基づくものも存在し、
江ノ電がこれに該当します。
(引用元:ウキペディアより)
従って、江ノ電が併用軌道を走行する際は、電車が優先されるので、
一般の路面電車とは異なり、江ノ電が優先されるのです。
いわば、一種の長い踏切の様なものです。
そして、この場所にある全国唯一の物は・・・
<鉄道道路併用橋(てつどうどうろへいようきょう)>です。
<鉄道道路併用橋(てつどうどうろへいようきょう)>
鉄道と道路が一本の橋を共用する状態の橋のことです。
更に、狭義では、鉄道と道路が同一平面に併設され、
鉄道と道路の走行域も共用となっているものを指します。
上記に該当するのが、江ノ島電鉄の神戸橋(ごうどばし)です。
「腰越」駅から江ノ電が出るところです⇓⇓⇓
「江ノ島」方面からの「神戸橋(ごうどばし)」
<鉄道道路併用橋(てつどうどうろへいようきょう)>⇓⇓⇓
この日は、平日だったので、さほど道路は混んでいなかったのですが、
シーズンインの土日は、大混雑状態となります。
そこへ、江ノ電が走行するのです。
江ノ電優先なので、車は江ノ電の走行を妨げないようにしなければなりません。
私もその状態でのこの場所での車の運転をしたことがありますが、
もうヒヤッとする場面の連続でした。
<鉄道道路併用橋(てつどうどうろへいようきょう)>を走行する江ノ電の動画⇓⇓⇓
再び江ノ電に乗車して、藤沢まで行きました。
藤沢駅です。どこかヨーロッパの都市にあるような構内ですね⇓⇓⇓
実はこの時点ではまだ、お昼ご飯を食べてはいませんでした。
時間にして14時前でした。
少し遅めのランチをとって、帰路に向かいました。
海岸の花火大会です⇓⇓
2018年鎌倉花火大会、見る場所・行き方・店・駐車場・駅や道路事情など(地図有り)