会津鉄道会津線「会津田島」駅にはC11形蒸気機関車254号機が静態保存されています。  

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【会津田島駅】

会津田島駅(あいづたじまえき)は、
福島県南会津郡南会津町田島字西番場甲にある
会津鉄道会津線の駅です。

会津田島駅

当駅を境に会津高原尾瀬口方面は
電化区間、西若松方面は非電化区間です。
C11形蒸気機関車254号機が
静態保存されています。

C11254静態保存

【歴史】
昭和9年(1934年)12月27日、
国有鉄道会津線の駅として開業。

C11254の説明

昭和62年(1987年)4月1日、
国鉄分割民営化により
東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となります。

同年7月16日、
会津鉄道に転換。

2002年(平成14年)、
南会津地方の情報が集まる
総合的な機能をあわせもつ駅として、
東北の駅百選に認定されました。

2012年、
ハンガリー人の職員が採用され、
当駅で勤務しはじめて話題となりました。

2017年(平成29年)4月21日、
有料の特急「リバティ会津」が運行開始。

かつては蒸気機関車(SL)牽引貨物列車の終点駅として、
駅構内に転車台・給水塔等の設備を
有していましたが、
現在は跡地が車両基地となっています。

当駅は東武線・野岩線の列車が
乗り入れる北限の駅となります。

【所在地】
福島県南会津郡南会津町田島字西番場甲358-3

【C11形蒸気機関車254号機】
国鉄C11形蒸気機関車
(こくてつC11がたじょうききかんしゃ)は、
日本国有鉄道(国鉄)の前身である
鉄道省が昭和7年(1932年)に
設計した過熱式の
タンク式蒸気機関車(タンク機関車)です。

SLC11254 上より

C11蒸気機関車254号機は
1944年に製造され、
翌年の1945年から1973年までの
約28年間、
九州・早岐機関区などで活躍した機関車です。

C11254 現役時代

廃車直前に会津若松機関区に
転属するまで長い間
九州で使用されていたため、
門鉄式除煙板や
石炭庫の通風口といった
九州地区のC11形の特徴を有しています。
現在、福島県にある
会津田島駅前にて静態保存されています。

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