【佐原(さわら)】
古くから水郷の町として栄え、
市街地の小野川沿いには
小江戸とも呼ばれる当時の町並みが残っています。
佐原の町並み(さわらのまちなみ)は、
千葉県香取市佐原の市街地にある
歴史的な建造物が残る町並みです。
商家町の歴史的景観を残す町並みは
重要伝統的建造物群保存地区として選定されています。
また、伊能忠敬の養子婿先の地でもあり、
伊能忠敬旧宅は、平屋造の瓦葺で、
正門・炊事場・書院からなる母屋、店舗、土蔵からなっています。
店舗です⇓⇓
炊事場です⇓⇓
書院からなる母屋(1)です⇓⇓
書院からなる母屋(2)です⇓⇓
<伊能忠敬記念館>
所在地:千葉県香取市佐原イ1722
電話:0478-54-1118
開館時間:午前9時から午後4時30分
休館日:月曜日(祝日の時は開館)、年末年始
ただし、あやめ祭りの期間中は無休。
料金:
大人:500円
小中学生:250円(年齢のわかるもの持参。無ければ大人料金になります・・)
<駐車場>
(1)きめらパーキング(0478-52-9313)
午前8時30分から午後5時
料金:普通車550円・大型バス2000円(要予約)
(2)町並み観光駐車場0478-50-1212
午前9時から午後5時
料金:普通車500円(70台)
旧宅前の樋橋により対岸に水を渡していた水路が残っています。
1930年(昭和5年)4月25日に
国の史跡に指定されました。
なお、今年は没後200年ということで
式典が5月に行われたそうです。
現在、大河ドラマに!
というキャンペーンを展開しているそうです。
「忠敬sun」というゆるキャラ君があちこちに出没し、
「伊能忠敬を大河ドラマに」
という旗をもって盛り上げている、らしいです。
55歳にして、日本の歴史に残る大偉業をスタートさせ、
後年、歴史の教科書に名を連ねている伊能忠敬は、
おじさんの星でもありますね。
勿論、そこには豊富な資金源が必要ですが、
財を築き上げ、商人として、とても優秀でした。
現在は香取市ですが、以前は佐原市(さわらし)でした。
2006年3月27日に
香取郡栗源町、小見川町、山田町と合併し、香取市となりました。
(参考:ウキペディアより)
<歴史>
古代の佐原の生活を示すものとして、
下小野貝塚(縄文中期)、大倉南貝塚(縄文後期)、
橋替貝塚(縄文後期)などが発見されています。
また、牧野と津宮では丸木舟が見つかっています。
全体的な遺跡の分布としては、
市の東部(香取地区以東)および西部(大戸神社周辺~西和田)に多いです。
生活はその土地によって異なり、
沿岸部では香取海での漁猟が中心と推定されます。
太古の昔から人々が定住し、営みを続けていました。
飛鳥時代、佐原は下総国の香取郡・海上郡に属すことになりました。
また、香取郡は649年(大化5年)、香取神宮の神郡となりました。
鎌倉時代になると、香取神宮と大戸に荘園ができました。
また、各地で定期市が開かれるようになりました。
特に香取神宮付近は門前町としてひらけていきました。
香取神宮と鹿島神宮の記事です⇓⇓⇓
香取神宮と鹿島神宮参拝~人生の勝負事や合格祈願にもお勧め?
近世初頭に徳川家康は矢作(四万石)に譜代家臣の鳥居元忠を配し、
元忠は岩ヶ崎城の築城に着手しましたが、
伏見城での元忠の死などにより、結局完成を見ずに廃城となりました。
その後は分割され、幕府直轄領や旗本領・大名領が混在しています
(ただし大名領となった土地は少ない)。
江戸後期になると、
小野川周辺は利根川舟運の中継地として栄えるようになっていきました。
(参考:ウキペディアより)
<地名の由来>
香取神宮の神官の祭典の時に使用する土器、
「浅原(さわら)」を造って納めていたので
「サワラ」という地名がついたともいわれています。
NHKのアナウンサーは「さはら」に近い発音でニュースなど読んでいるそうです。
「佐原」という漢字表記では本来は「さはら」となるそうです。
私は・・・「さわら」というと「鰆」を連想してしまいます・・。
小野川での舟下りができます。
大人1300円・小学生以下700円。
時間は30分程です。
乗船場です⇓⇓⇓
舟から見た風景です⇓⇓
<舟めぐりの営業時間は下記のとおりです>
1月・2月・12月:午前10時から午後3時
3月・10月・11月:午前10時から午後3時30分
4月:午前10時から午後4時
5月から9月:午前10時から午後4時30分
<佐原の大祭(さわらのたいさい)>
太古の昔から歴史ある佐原は、お祭りでもかなり有名です。
佐原の大祭(さわらのたいさい)は、
千葉県香取市(旧佐原市)
佐原の市街地で行われる7月の本宿祇園祭と、
10月の新宿秋祭りの総称です。
川越氷川祭・常陸國總社宮大祭とともに関東三大祭りの一つです。
2004年(平成16年)2月16日には、
「佐原の山車行事」として重要無形民俗文化財に指定され、
2016年12月にユネスコ世界無形文化遺産に登録されています。
(7月の本宿祇園祭)
八坂神社の祇園祭り(現在は山車9台)。
7月10日以降最初の金曜、土曜、日曜日。
(10月の新宿秋祭り)
諏訪神社の秋祭り(山車14台)。
10月第2土曜日を中日とする金曜、土曜、日曜日。
二層構造の山車の上部に、
歴史上の人物の大人形(主に皇祖系の神々)や
町内で藁を用いて製作した大きな飾り物を飾り付け、
下段に「佐原囃子」を演奏する下座連を乗せ、
奏でながら町内衆により曳き回されます。
また、山車の前では手古舞の流れをくむ手踊りが披露されます。
飾り物の他に多くの山車の周りには彫物が巡らされ、
獅子や龍、物語等を題材にしたものが彫られています。
市街地を流れる小野川をはさみ東側を本宿(ほんじゅく)、
西側を新宿(しんじゅく)と呼び、
それぞれ7月と10月に別々にお祭りが行われます。
<水郷佐原あやめ祭り>
現在、8月5日(日)までハス祭りが開催中です。
こちらの記事からどうぞ⇓⇓⇓
水郷佐原あやめ祭り~佐原のお祭り、ハス祭り開催中!
そして、帰路につき、途中、酒々井(しすい)の日帰り温泉施設に立ち寄りました。
公式サイトです⇓⇓
酒々井温泉 湯楽の里
銚子方面・日帰りの旅の総括です⇓⇓
銚子方面・日帰りの旅に行ってまいりました!
2000年以上の歴史がある猿田神社の記事です⇓⇓⇓
猿田神社(さるたじんじゃ)参拝~銚子へ行ってまいりました。
銚子電鉄及び外川駅の記事です⇓⇓
銚子電鉄・外川駅の風景~銚子へ行ってまいりました。
本州の最東端である犬吠埼の記事です⇓⇓
犬吠埼と犬吠埼灯台です~銚子へ行ってまいりました。
銚子港付近とヒゲタしょうゆ工場の見学の記事です⇓⇓
ヒゲタしょうゆ工場見学と銚子港付近~銚子へ行ってまいりました。
茨城県にある「東国三社」の一つである息栖神社の記事です⇓⇓
息栖神社~銚子へ行ってまいりました。