玉造温泉について~平安時代からの「三名泉」 

「玉造温泉について~平安時代からの「三名泉」 」のアイキャッチ画像


【玉造温泉】

玉造温泉(たまつくりおんせん)は、
島根県松江市玉湯町玉造(旧出雲国)にある温泉。
平安時代より三名泉(「枕草子」)とされ、
規模、歴史ともに島根県随一、
城崎温泉や皆生温泉、
三朝温泉らと共に山陰を代表する温泉地です。

<出湯の歴史 ゾーンマップ>
玉造温泉 ゾーンマップ

【泉質】
硫酸塩 – 塩化物泉
源泉温度42度以上

<湯薬師広場>
温泉が汲めます。
ペットボトルに入れられます。
化粧水になります(但し1~2日で使い切る)
玉造温泉 薬師湯広場

【温泉街】
玉湯川沿いに桜並木と旅館などが立ち並びます。
松江城、出雲大社などの観光地にも近く、
観光拠点として重宝されていますが、
基本的に料金設定は高く、
数寄屋造りの高級和風旅館が多いです。
歓楽色は一切なく、
歴史を重んじた落ち着いた風格を見せています。
その他、日帰り温浴複合施設「玉造温泉ゆ〜ゆ」、
出雲玉作史跡公園、玉湯川の畔に足湯があります。

温泉街入口近くの上方を山陰自動車道が通過しています。

【歴史】
奈良時代開湯といわれる古湯で、
少彦名命が発見したと伝えられています。
「出雲国風土記」抄にも記載があり、
神の湯として知られてました。
また江戸時代には松江藩藩主の静養の地でした。
湯之介と呼ばれる温泉を
管理する役職も設けられていました。

【地名の由来】
玉造という名の由来は、
この地にある花仙
山で良質の青瑪瑙が採掘できたために、
この地の人々が玉造を生業としていたことに
由来していると考えられています。
三種の神器の一つである
八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)も
櫛明玉命(くしあかるだまのみこと)によって
この地で造られたと言われています。
玉作湯神社にはその櫛明玉命を祀っており、
多数の勾玉や管玉が社宝として保管されているとのことです。

玉造温泉に宿泊しました!
【広告】

【広告】玉造温泉 源泉かけ流しの宿 湯陣 千代の湯

<客室>
千代の湯 客室

<貸切風呂・内風呂>
千代の湯 貸切風呂・内風呂

<貸切風呂・露天風呂>
千代の湯 貸切風呂・露天

<庭園>
千代の湯 庭園

<朝食>
千代の湯 朝食

<外観>
千代の湯 外観

玉作湯神社~願い石と叶い石

玉造要害山城・城主の湯氏は、宇多源氏佐々木一族で、戦国の知将にて辣腕大名の亀井茲矩のご先祖です。

温泉津温泉(ゆのつおんせん)~世界遺産「石見銀山遺跡とその文化的景観」