塩船観音寺を訪ねて・行き方、現地画像あり~青梅に行ってきました。

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秋晴れの日に青梅方面に行ってきました。
つつじの季節でもなく、紅葉にはまだ早いので、
道路は空いていて渋滞もなく、すっきりとした青空の中、
清々しい気分になれました。
朝は涼しかったのですが、気温はぐんぐんと上昇し、
昼前にはすっかり季節は夏に戻っていました。
それでも、時折吹く風は乾いて涼しく、
日陰はひんやりとしていて、秋は確実に訪れているのを感じました。

この日は、この地区の多くの小学校で運動会が開催されていました。
そうした光景を眺めつつ、向かった場所は塩船観音寺です。

リーフレットによりますと、
塩船観音寺(しおふねかんのんじ)
真言宗醍醐寺を総本山とする別格本山で、
大悲山観音寺と称し、通称で塩船観音寺と呼ばれているそうです。
また四季折々の花が色とりどりと咲き、
初夏の紫陽花(あじさい)、ヤマユリ、
秋の彼岸花(ひがんばな)や萩(はぎ)、
中でも圧巻なのは4月中旬から始まるつつじです。
開花の時期になりますと、
つつじ祭りが開催されます。
今年は、開花が早めで、開花情報は随時、
公式サイトで更新されるそうです。

10月から12月までの毎日、
七五三祈願を受け付けているそうです。

1月元日から1月3日は元旦祭初護摩供、
1月16日は初観音大護摩供で、
いずれも本尊開扉となります。

【東京都有形文化財・鎌倉時代造立 文永元年 1264年】
ご本尊:十一面千手千眼観自在菩薩(千手観音)

所在地:青梅市塩船194
電 話:0428ー22-6677
駐車場:200台(場所が数カ所に点在している)
トイレ:男女別にあり。洋式トイレ(女子)。
公式マスコットキャラクター:やおびくにちゃん
(2016年に誕生)ラインスタンプあり、40種・50ライン(120円)。
交 通:
<電車>(最寄り駅は河辺駅(かべえき))
JR新宿駅より中央線「青梅」行き
JR立川駅よりJR青梅線乗り換えで
「河辺駅」下車。
<バス>
河辺駅北口より都営バス/西東京バス「塩船観音入り口」下車で徒歩10分。
都営バス:乗り場1(梅77甲・梅77甲折返)所要時間10分程度
西東京バス:乗り場2(河11)所要時間12~13分程度
(都営バスと西東京バスでは「塩船観音入り口」停留所の場所が異なる)
料金:現金200円/IC運賃195円(2018年10月現在)
<徒歩>
河辺駅北口より徒歩40分

<車>
圏央道・青梅インターチェンジより約4キロメートル。
圏央道・入間インターチェンジより約13キロメートル。

【塩船観音寺のはじまり】
大化年間(西暦645~650年)に若狭の国の
八百比丘尼がこの地を巡錫(じゅんよう)の折に、
一寸八分(約5.45センチメートル)の観音像を安置したのが
開山と伝えられているそうです。
また、名称の由来ですが、
周囲の地形が小丘に囲まれ、船の形に似ている処から、
仏が衆生(しゅじょう)を救おうとする大きな願いの船である
「弘誓の舟(ぐぜいのふね)」になぞられて天平年間(729から749年)に
僧で行基が塩船と名付けたと伝わっているそうです。

<衆生>
生命のあるすべてのものであり、人間をはじめすべての生物。
<弘誓の舟>
衆生救済(しゅじょうきゅうさい)の誓いによって、
仏・菩薩(ぼさつ)が悟りの彼岸に導くことを、
船が人を乗せて海を渡すのにたとえた語。
誓いの船。

【ご利益】
現生利益の祈願寺であり、護摩礼を受けることにより、
家内安全・約何消除・交通安全・所願成就。
馬の守り神としても信仰されている。



【国指定重要文化財】
<仁王門(室町時代建立)>
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<阿弥陀堂(室町時代建立)>
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<本堂・厨子(室町時代建立)>
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【青梅市有形文化財】
<薬師堂(桃山時代建立)>
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<鐘楼(銅鐘は1641年の作)>
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(塩船平和観音立像)
見晴らしがとても良いです。
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(観音池)
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(塩船観音の大杉)
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護摩堂近くにある、
信徒会館(普門閣)では休憩は勿論、お食事やお土産も買うことができます。
ソフトクリームも販売しています。
「観音うどん(250g×2束)」と「くんせいたまご(5個入り)を購入しました。
1000円でおつりがきました。

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