足摺岬~黒潮海流の接岸と地球が丸いことを実感できるミシュラン★★場所~駐車場や行き方など

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【足摺岬】

足摺岬(あしずりみさき)は、
高知県南西部土佐清水市に属し、
太平洋(フィリピン海)に突き出る
足摺半島の先端の岬です。
足摺宇和海国立公園に指定されています。

Michelin Green Guide Japon(ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン)では、
「足摺岬」と「足摺岬からの眺望」が
そろって二つ星★★と評価されているとのことです。

<足摺岬周辺観光案内図>
足摺岬周辺観光案内図

【位置する場所】
北緯32度43分24秒、
東経133度1分12秒。
宿毛市に属する沖の島の存在のほか、
岬付近にはこれより低緯度にも小島が散在し、
四国本島としても、長碆(ながはえ)地区等の存在から、
実際にはわずかに四国最南端ではないそうですが、
一般的には四国最南端の地(岬)として認識されています。

【視界270度・地球は丸い】
岬の西の臼碆は、
黒潮本流が直接ぶつかる全国でも唯一の場所とのことです。
展望台が2ヵ所あり、
どちらも視界は270度で、
東は足摺岬から西は叶崎までの海岸美が一望できます。
彼方にのぞむ水平線がアーチ状に見え、
地球が丸いことが実感できます。

【地理地形と生息する動植物】
足摺半島南東端に位置、
黒潮の打ち寄せる断崖は約80mの高さがあります。
周囲はツバキ・ウバメガシ・ビロウ等の
亜熱帯植物が密生しています。
沖合いはカツオの好漁場となっています。
一方で台風銀座でもあり、しばしば暴風に見舞われています。

【名称】
足摺崎の読みは本来「あしずりざき」が正式呼称でしたが、
観光地化の進展に伴い、
通称の「あしずりみさき」が正式呼称となりました。

高知県を代表する観光地の一つで、
JR四国・土佐くろしお鉄道の特急列車にも
その名が採用されている程です。

【みなとオアシスへの登録】
あしずり港一帯はみなとオアシスの登録をしており、
海の駅あしずり(国土交通省登録の「海の駅」には未登録)を
拠点施設とする「みなとオアシスあしずり」
として地域活性化拠点ともなっているそうです。

【ジョン万次郎】
足摺半島西岸には、中浜の漁師であり、
幕末の政局に大きな役割を果たした
ジョン万次郎(中浜万次郎)の銅像が立っています。
ジョン万次郎の遺品や当時の捕鯨・航海についての資料を展示した
「ジョン万ハウス」も、
岬から500m西に設置されていましたが、
建物の老朽化により、あしずり港内にある「海の駅」2階へ、
同ハウスにあった観光案内所は足摺岬園地に移転しました。
その後ジョン万ハウスは、「ジョン万次郎資料館」として
再度リニューアルオープンし、
ジョン万次郎の情報発信基地となっているそうです。

<ジョン万次郎(中浜万次郎)銅像>
ジョン万次郎(中浜万次郎)の像

<土佐偉人銅像案内図>
土佐偉人銅像案内図

【日の出・日の入り】
各所からは日の出、日の入りが一望できます。



【信仰】
南方にある浄土へ渡るという
「補陀洛信仰」(⇒補陀洛山寺)の舞台でした。
中世には紀伊国(和歌山県)の那智勝浦と並ぶ、
「補陀落渡海」の船の有名な出発地であったそうです。
田宮虎彦の小説「足摺岬」はこうした歴史を背景とした作品です。

【歴史】
大正3年(1914年)⇒ 足摺崎灯台が点灯
昭和30年(1955年)⇒ 足摺岬国定公園に指定
昭和40年(1965年)⇒ 「足摺崎」から「足摺岬」へ改称
昭和47年(1972年)⇒ 足摺宇和海国立公園に指定変更

【足摺岬灯台】
足摺岬の断崖にたつ、白亜の灯台です。
高さ18m、光度200万カンデラ、光達距離38kmです。
わが国でも最大級の灯台のひとつで、
大正3年(1914年)に点灯されて以来、
沖をいきかう船の安全を見守りつづけています。
太平洋の大パノラマや詩情あふれる風景が楽しめます。
岬のシンボルとなっています。

<足摺岬灯台と椿>
足摺岬灯台と椿

<天狗の鼻>
足摺岬 天狗の鼻

【交通アクセス】
【車】
土佐清水市役所より約20分(15km)
【バス】
土佐くろしお鉄道「中村」駅⇒路線バス(約55分)
⇒土佐清水市街地⇒路線バス(約40分)⇒
足摺岬高知西南交通「足摺岬」
【駐車場】
足摺岬先端20台、第一駐車場115台、東側駐車場50台

「中村」駅からは下記の周遊バスが出ています⇓
しまんと・あしずり号わくわく周遊バスツアー
※表記は2020年3月31日までであり
2020年4月1日からは年度が変わるため、
まだでておりません。

【道路】
国道321号(足摺サニーロード)
足摺岬有料道路(旧足摺スカイライン)
※現在は県道(椿の道)へ移管され無料開放されています。
高知県道27号足摺岬公園線⇒
足摺半島の海岸沿いを周回する県道です。
<繁忙期には交通規制あり>
ゴールデンウィーク、盆休み、年末年始には
通行規制が実施されるそうです。
これは金剛福寺前での混雑、
事故を防止するためであるそうです。
1kmほど手前にある市営駐車場(料金は無料)に駐車し、
徒歩もしくは有料シャトルバス(運行時間に注意)
を利用することとなるそうです。
路線バスも一部を除いて足摺岬への乗り入れは行わず
市営駐車場に併設されている
足摺岬センター発着となるとのことです。

<参考・有料シャトルバスの料金>
(2019・年末年始の料金)
中学生以上⇒100円
小学生⇒50円

【所在地】
〒787-0315
高知県土佐清水市足摺岬1349(足摺岬観光案内所)

<足摺岬観光案内所>
足摺岬観光案内所

【駐車場】
◆足摺岬先端(第38番札所 金剛福寺の前)20台、
◆第一駐車場115台、
(足摺国際ホテル向い・足摺岬バスセンター)
◆東側駐車場50台
(県道27号線沿い、天狗鼻の先)
(トイレ・自販機無し)
<場所>(西側から来た場合の出入り口付近)

【電話】
<土佐清水市観光協会>
0880-82-3155
FAX:0880-82-3156
<足摺岬観光案内所>
0880-88-1551
<土佐清水市 観光商工課>
0880-82-1212

所要時間:40分程度(足摺岬先端付近として)

その他にも足摺岬には見どころがたくさんあります。
土佐清水市観光協会さんの公式サイトです⇓⇓
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