いつの間にか新緑が深まり、かと思うと3月に戻ったような寒さが続いたり、
天候不順がこのところ続いております。
それでも、植物の方は順調にいや駆け足の様に、次から次へと旬の季節を迎えております。
ようやくつつじやサツキの花が開いたころ、
早くもあじさいの花が開花したとのニュースがありました。
我が家にあるガクアジサイも咲き始めました。
ということでこれはあじさいを見に行かなくてはなりません。
あじさいといえば、長らくは梅雨の時季のお楽しみの植物でしたが、
今年はどうも違う様です。
あじさいに限らず、多くの植物の開花の時期が早まっております。
あじさいの思い出と言えば、家族で見て回った、
箱根登山鉄道の「あじさい電車」があります。
そして鎌倉の明月院です。
でも、上記に挙げた場所はあまりにも有名なので、訪れた人も多いと思います。
四季折々の花が咲き誇る鎌倉は好きな場所の一つでもありますが、
今回は鎌倉のもうひとつのあじさいめぐりをご紹介したいと思います。
さて、その前に「紫陽花(あじさい)」について簡単にご説明いたします。
大きく分けて2種類のあじさいがあります。
まずは<がくあじさい>⇓⇓⇓
実は、⇑の花が日本原種のあじさいなんだそうです。
じゃっかん、こちらの花の開花の方が早いかもしれません。
そしておなじみの<あじさい(ほんあじさい)>⇓⇓⇓
では、この2種類の紫陽花がわかったところで、
紫陽花めぐりをしたいと思います。
今回のコースはこちらとなっております⇓⇓⇓
極楽寺
⇓
成就院
⇓
御霊神社
⇓
長谷寺
の順序です。
なお、最初の極楽寺までは、藤沢発の江ノ電で行きました。
江の島・鎌倉フリーパスを使用しました。
小田急線(藤沢~片瀬江ノ島)と江ノ電が乗り降り自由で、小田急線(発駅~藤沢まで)の往復きっぷ付きです。
更に、うれしいことには、周辺のお寺や観光施設・飲食店など、18の施設が優待・割引料金になることです。
周辺施設のご優待・割引
今回では、長谷寺での優待がありました。
こちらのカードをいただきました⇓⇓⇓
【極楽寺(ごくらくじ)】
拝観時間:日火木土 10時~16時まで。
4/25~5/25、10/25~11/25の期間中のみ。
江ノ電「極楽寺」駅を降りて、改札を出た後に左に曲がり、
橋を渡れば、もうすぐ、左手に【極楽寺】が見えています。
お寺の入り口に<ほんあじさい>があります。
まだ、黄緑色ですが、ほんのり青色に色づきだしています。
入館料は特別拝観以外は無料ですが、境内の撮影及び写生は一切禁止となっております。
なお、宝物館(転法輪殿)は有料で300円ですが、
2019年6月より2年をかけて十大弟子立像の修復事業を行うため長期にわたり拝観中止となります。
ところで、江ノ電の駅から【極楽寺】に行く際に橋を渡ります。
すると、右手には江ノ電のトンネルが見えてきます。
江ノ電沿線では、唯一のトンネルとなります⇓⇓⇓
なお、極楽寺トンネル(極楽洞)は、
2010年11月24日に鎌倉市の景観重要建築物等に指定されたそうです。
指定された理由は、建設時当時の原型を留めているとのことで、
全国的にも極めて希少であるという理由からです。
完成は1907年(明治40年)で、111年経過しています。
ちなみに明治40年は、私の母方の祖母が生まれた年でした。
東京の浅草に生を受けた祖母は、
大正時代に青春を過ごし、ご飯とみそ汁よりはパンと紅茶が好きでした。
料理ってなに?という位に料理はせず、
夕飯は、近所のお総菜屋さんで買ってすましていたという
(その方が美味しいし、さくっと食べられるから、という理由でした)
都会の明治生まれでございました。
そして、都会の下町のど真ん中で関東大震災と太平洋戦争を生き抜いて、
6人の子供を育て、97歳で他界しております。
その祖母と同い年の極楽寺トンネル・・・。
何だか親近感がわいてきちゃいました。
極楽寺トンネルから出てくる江ノ電の動画です⇓⇓⇓
そして、次の場所へと向かいました。
成就院~もうひとつの鎌倉あじさいめぐり~
御霊神社・江ノ電の動画付き~もうひとつの鎌倉あじさいめぐり~
腰越の風景・全国唯一の橋~もうひとつの鎌倉あじさいめぐり・番外編~
ロマンスカーミュージアムに行ってきました。神奈川県海老名市にあります。
海岸の花火大会です⇓⇓
2018年鎌倉花火大会、見る場所・行き方・店・駐車場・駅や道路事情など(地図有り)