良く晴れ上がった11月半ばに紅葉を見に出かけてきました。
とはいえ、平日なので遠出は出来ません。
日帰りでしかも、朝8時30分には出て、夕方5時までには帰宅できる場所です。
ということで、山梨県にある「四尾連湖(しびれこ)」に行ってきました。
地図⇓⇓
<場所>
山梨県西八代郡市川三郷町山保地区
<地形>
四尾連湖は蛾ケ岳(ひるがたけ)山頂付近にあり、
標高850m、周囲1.2kmの山上湖・カルデラ湖です。
(水面の標高は880m)
平均の水深は約9.5mです。
古くは、富士山麓の山中・河口・西・精進・本栖の富士五湖と
泉端・明見湖と共に龍神が祀られ、
富士内八海の霊場の一つに数えられていたそうです。
昭和34年には、山梨県立自然公園に指定されました。
キャンプ場があります。
(引用元「市川三郷町」観光情報サイト及びウキペディアより)
<伝説>
雨乞いの伝説があります。
今から三、四百年前のことです。
二人の兄弟づれの侍が湖に住む怪牛を射止め、
兄弟も犠牲になったそうです。
この年はひどい干ばつでしたが、兄弟の犠牲が通じたのか、
間もなく大雨が降り出したそうです。
それ以来、干ばつの時には、兄弟の墓に詣でて
牛の頭を湖水に沈めて雨乞いを行ったと伝えられています。
(引用元「市川三郷町」観光情報サイトより)
<なぜ「しびれこ」というの?>
四尾連湖は、「志比礼湖」とも「神秘麗湖」とも書かれていたそうです。
「四尾連湖」といわれるようになったのは、
四尾連湖の神が「尾崎龍王」という龍神であり、
四つの尾を連ねた竜が住んでいる湖ということで
「四尾連湖(しびれこ)」といわれるようになったといわれているそうです。
(引用元「市川三郷町」観光情報サイトより)
<駐車場>
400円(2018年11月現在)
(四尾連湖一帯は私有地となっております)
<問い合わせ先>
水明荘:055-272-1030
龍雲荘:055-272-1031
<トイレ>
四尾連湖公衆トイレは、
12月1日~3月下旬まで凍結防止のため閉鎖です。
駐車場傍のトイレは水洗式です。
本当に静かです。
俗世間の喧騒を忘れ、自然の中に溶け込むことができます。
<交通アクセス>
【電車・バス】
JR身延線市川大門駅及び市川本町駅より車で約30分。
市川本町駅より市川三郷町コミュニティバス山保線にて四尾連公民館前下車、徒歩20分
コミュニティバスは月曜日・水曜日・金曜日のみ運行。
(引用元:ウキペディアより)
【自動車】
中部横断自動車道増穂インターチェンジより40分
四尾連湖に向かって、
ひたすら山道(舗装されています)を上っていきますが、
古くて小さな集落が点在しています。
山の上にほど近いところで不便なのにどうして?と思いました。
集落ごとに小さな寺と集落の規模からすれば大きい墓地があるので
昔から人々の生活の営みがあったことがわかります。
湖にほど近い小字名も四尾連であることを鑑みても、
昔から人々が住み、龍神がおられる湖として信仰を持ち、
大切にしてきたことと思います。
また、川もなく、井戸を含め、水はどうやって確保していたのかと思うと
それはそれは大切な命の湖であったと推測できます。
少し降りたところに、
「浄身石(じょうしんせき)」という場所があり、
そこからは水が流れています。
一説によると、「四尾連湖」から湧き出ている水ともいわれているそうですが、
真相は定かではありません。
今、正に見ごろを迎えた四尾連湖。
首都圏から、気軽に出かけられるのでお勧めです!!
ほど近いところには「見延山」があります⇓
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