柿田川公園～国指定天然記念物の清流～国道一号線の直ぐそばにある風光明媚なスポットです。

【柿田川公園】

昭和６１年４月、
「自然の保護・保全」
「コミュニティー広場の確保」を目的に
町民の憩いの場として
柿田川の上流部に開園しました。
なお、柿田川は全長約１．２ｋｍの日本一短い
一級河川です。

園内の第１・第２展望台からは、
年中変わることなく水が湧き出る
「わき間」を見ることができます。
また湧水広場では実際に水に足を入れて
湧き水の冷たさを体験できます。

更に、国指定天然記念物に指定されている
柿田川を眺めながら
散策できる遊歩道が整備されています。
柿田川の清流は
富士山からの雪解け水が
地上に湧き出る湧水群があることで知られており、
「日本名水百選」
「２１世紀に残したい日本の自然百選」
などにも選ばれています。

遊歩道を歩くと、緑豊かな自然やミシマバイカモ、
ゲンジボタル、カワセミなどの
珍しい生物を見ることができ、
休日にはピクニックや散歩で
多くの人が訪れる人気スポットとなっています。

＜火山がもたらず柿田川の湧水＞

【柿田川が選ばれてきた歴史】
２１世紀に残したい日本の自然百選（１９８３年）
日本名水百選（１９８５年）
ふるさと　いきものの里１００選（１９８９年）
静岡県のみずべ１００選（１９９１年）
国指定天然記念物（２０１１年）
ユネスコ世界認定ジオパーク（２０１８年）

【泉頭城址（いずみがしらじょうし）】

＜芝生広場＞

＜せせらぎ＞

＜動画・第一展望台＞

※セミの大合唱が凄いので
音をオフにしてもいいかもしれません。

＜第一展望台＞
国道を走る車の音が聞こえてくるすぐそばにあります。
ここは柿田川の最上流部に位置しています。
国道下から湧き出るこの清流は、
富士山周辺の雨水や雪解け水が地下にある
三島溶岩流を通って、
約２６～２８年後に柿田川に湧き出るとの事です。
第一展望台の周辺には
大小合わせて数十カ所の「湧き間」があるそうです。

＜動画・第二展望台＞

※セミの大合唱が
第一展望台程ではありませんが
やはり凄いので
音をオフにしてもいいかもしれません。

＜第二展望台＞
青く輝く丸い「湧き間」があります。
丸い囲いはかつてこの地にあった
紡績工場が使用していた井戸の跡とのことです。
井戸の底に沈んでいる砂と太陽の光で
青く輝いているそうです。
この湧き間の水位は年間を通して
ほぼかわらないため、
天気の良い日は本当に綺麗な青い輝きを
見ることができるそうです。