小田急ロマンスカーGSE(70000形)・展望席に乗りました。

「小田急ロマンスカーGSE(70000形)・展望席に乗りました。」のアイキャッチ画像


【小田急ロマンスカー】

小田急ロマンスカー
(おだきゅうロマンスカー、ODAKYU ROMANCECAR)は、
小田急電鉄が運行する特急列車および
特急車両の総称です。
列車により箱根登山線や
東京地下鉄(東京メトロ)千代田線、
東海旅客鉄道(JR東海)御殿場線と直通運転しています。
また、「ロマンスカー」は
小田急電鉄の登録商標となります。

【「ロマンスカー」の呼称はいつから?】
「ロマンスカー」の呼称は戦前から存在していました。
昭和9年(1934年)頃の
江の島海水浴宣伝のパンフレットには
「ロマンスカーは走る」
「大東京のセンター新宿から」
の文言が掲載されており、
電車内の写真にも
「小田急のロマンスカー」
と説明がつけられたとのことです。
けれども、この頃は
ロマンスカーとは
小田急の専有名称ではなかったとのことです。

<多摩川通過>
多摩川通過 ロマンスカー

ウキペディアによりますと、
終戦後の昭和24年(1949年)頃に、
新宿の映画館「新宿武蔵野館」を
復旧改装するにあたって、
恋人同士の映画鑑賞を企図して
2人掛けの座席を館内2階に設けたとのことです。
すると「ロマンスシート」として
マスコミに取り上げられたそうです。



そうした頃に運行を開始した
小田急の特急車両が2人掛けの対面座席を採用し、
「ロマンスカー」と称され、
こうして小田急「ロマンスカー」が命名されたのでした。
けれども、この時期には
国鉄を含め他社も同様の車両を有しており、
更にその一部は「ロマンスカー」を名乗ったため、
小田急の専有名称とはなってはいませんでした。

<新百合ヶ丘駅通過>
新百合ヶ丘駅通過

平成に入った1991年に
東武1720系「デラックスロマンスカー (DRC)」
が引退したのを機に、
小田急は「ロマンスカー」を
自社で商標登録しました。
なお小田急以外で
「ロマンスカー」として
製造された車両が完全に
引退することになるのは、
2012年の長野電鉄2000系の運用離脱でした。

<海老名駅付近 相鉄線>
海老名駅付近 ロマンスカー

2010年の時点で、
小田急で特急列車はロマンスカーを指し
他社は「つぎ(こんど)の特急」
と標記するところを、
ホーム上に設置した
特急券券売機で
「つぎ(こんど)のロマンスカー」と標記しています。
それ以外の旅客上の案内では、
小田急と東京メトロともに
「特急ロマンスカー」という表現を用いているとのことです。

<箱根登山鉄道 入生田検車区>
箱根登山鉄道 入生田検車区
ここから箱根湯本駅までは「三線軌条」となります。

【三線軌条】
入生田駅と箱根湯本駅の間には、
国際標準軌の1,435mm・狭軌の1,067mm
という異なる軌間において、
片側のレールを共用する三線軌条が存在しています。

<箱根登山鉄道車両>
箱根登山鉄道 車両

<箱根登山鉄道・小田原行き 4両編成>
箱根登山鉄道・小田原行き 4両編成

<箱根登山鉄道車両⇒車庫行き>
1両目と2両目とで車両の種類が異なります。
箱根登山鉄道 複数の系統の車両

これは狭軌を採用している小田急の電車が、
標準軌の本路線に乗り入れるために考えられた方法で、
乗り入れ当初は小田原駅から
箱根湯本駅までの区間に三線軌条が採用されていました。
これは片側のレールを共用し、
もう片側には2本のレールを並べて敷設するもので、
分岐器も複雑な構造となっていました。
2006年以降、
車庫のある入生田駅と箱根湯本駅以外の
区間については三線軌条は解消されています。

(引用元:ウキペディアより)

<レールが3本・三線軌条>
三線軌条 小田急

【ロマンスカーとの思い出】
母方の祖母の家が湘南地区にあったため、
物心つく頃には小田急に既に乗っていました。
母も子供の頃には既に小田急江ノ島線が開業していたため、
馴染みがあったそうです。
私が初めて「小田急ロマンスカー」に乗ったのは
小学校低学年の時。
祖母の家から新宿に遊びに行くときに初めて乗りました。
祖母は国鉄よりも安く気軽に乗れる特急として
小田急ロマンスカーが気に入っていた様でした。
私も、国鉄以外で「特急」に乗るのは初めてで、
それまでの「特急」というと、
祖母の家に遊びに行くときに乗車した
仙台から上野まで運行していた
国鉄の「特急 ひばり」でした。
国鉄よりもお安く、気軽にできる「プチ贅沢」。
そんな感じでした。

自分の頭の中ではロマンスカー≒小田急でした。

<新宿駅の小田急ロマンスカーGSE(70000形)>
新宿駅の小田急ロマンスカーGSE(70000形)

<動画・新宿駅を出発>
※後ろ展望席の為、進行方向と逆になります。

【路線】
小田急ロマンスカー公式サイトより⇓
運行区間・停車駅

【GSE(70000形)】
<車種の特徴>
「箱根につづく時間(とき)を
優雅に走るロマンスカー」
というコンセプトのもと開発された
「ロマンスカー・GSE(70000形)」は、
2018年3月に就役しました。
GSEとは、
「Graceful Super Express」の略で、
「優雅な」という意味を持つ
「Graceful」を用いて名付けられました。

最大の魅力は、
車内からのダイナミックな眺望です。
特にロマンスカーの象徴である展望席は、
前面窓に大型の1枚ガラスを使用しているほか、
先頭車両は荷棚を無くすことで
よりダイナミックな眺望と
開放的な空間となります。
また、
車体側面には高さ1mの連続窓を採用しています。

車体色は薔薇の色を基調とした
「ローズバーミリオン」です。
側面にはロマンスカーの伝統色である
「バーミリオンオレンジ」の帯があしらわれています。

更にGSEの車内限定コンテンツとして
「Romancecar Link」が搭載されています。
現在地マップや展望ライブカメラ映像、
オリジナル動画などが楽しめるとのことです。



また、ユニバーサルデザインを採用。
誰にでも使いやすい手すりをはじめ、
案内用の点字、
改良型ハンドル形電動車いす対応のトイレの設置、
など、安心して利用できるように設置されています。

座席シートはロマンスカー最大の座面幅となります。
また、座席下(一部座席を除く)には
荷物収納スペースが確保されています。
さらに各座席の肘掛部にはコンセントを設置しています。

<箱根湯本駅に着きました>
箱根湯本駅 ロマンスカー

【MSE (60000形)】
東京メトロと小田急を結ぶ青いロマンスカーです。
東京メトロ千代田線内に乗り入れ、
初めてとなる地下鉄を走る
「ロマンスカー・MSE(60000形)」は、
2008年3月に就役。
MSE(60000形)の誕生は、
同時に初の地下鉄内座席指定特急の誕生でもあります。
大手町方面~本厚木間を結ぶビジネス特急、
休日は北千住~箱根湯本間などを結ぶ観光特急として活躍しています。

<動画・MSE (60000形)とすれ違う>

【VSE (50000形)】
VSE(Vault Super Express)
(Vault(ヴォールト)(英)=ドーム型の天井、天空、空間の意)」
と名付けられた、
7代目の新型特急「ロマンスカー・VSE(50000形)」は、
2005年3月に運転を開始しました。
外観の色彩は、
シルキーホワイトを基本色とし、
特急ロマンスカーの継承してきたカラーである
バーミリオン・オレンジをベースとした
鮮やかな帯を窓下の高い位置に配置しています。

<動画・VSE (50000形)とすれちがう>

【EXEα (30000形)】
ロマンスカー・EXEα(エクセアルファ)(30000形)」は、
2017年3月に就役。
ロマンスカー・EXEに
「プラスアルファ」の要素を加え、
より快適な車両へとリニューアルしたとのことです。

外観は、ムーンライトシルバーと
ディープグレイメタリックの2色のボディカラー、
そしてロマンスカーの伝統色である
バーミリオンオレンジのラインを施しています。

内装は、心地よさにこだわったものとなっており、
ナチュラルデザインを採用しています。
ベージュを基調としたシートに加え、
直接・間接照明システムの組み合わせにより、
車内をより明るい雰囲気へと演出しています。
さらに、ヘッドカバーやシートの一部にはブルーを、
壁や床には茶系を採用するなど、
落ち着きと上品さを兼ね備えた車内空間となっています。

観光や旅行の際における利便性として
スーツケースを置くことができる
専用のラゲージスペースが設置されました。
更に
子供連れや車いす利用の方への、
多目的トイレをはじめ
温水機能付便座を新設されました。
その他にも、
バリアフリースペースや防犯カメラの設置など、
安心かつ安全に利用できるようにされています。

<動画・EXEα (30000形)を見送る>

<動画・EXEα (30000形)、駅で待機>

【EXE (30000形)】
沿線で親しまれる「ホームウェイ」のメイン車型
ロマンスカーの中で最も座席定員が多いことから、
多くの通勤・通学客が利用する
いわば日常利用の「ホームウェイ」のメイン車形として
親しまれています。

「Excellent Express(素敵で優秀な特急列車)」
から名付けられた、
6代目の新型特急
「ロマンスカー・EXE(エクセ)(30000形)」は、
1996年にデビューしました。



全長200メートル・10両編成で、
乗車定員を大幅に増やしています。
ロマンスカーが観光だけではなく、
通勤及び通学という日常利用の足としても
定着していることから、
日常への利便性が高められています。
展望席はなく連結構造もありません。
またロマンスカーの中で
最も座席定員を多くしています。
更に、6両と4両とに分割することができるため、
多様な運行が可能になっています。
パンタグラフがシングルアーム形になったのも、
これが初めてです。

【動画集】
<箱根湯本駅出発・三線軌条>

<単線の鉄橋>

<まもなく小田原駅>

<酒匂川の鉄橋>

<トンネル内を走ります>

<本厚木駅発車~相模川の鉄橋>

<相模大野駅近くの大野総合車両所>

ロマンスカーミュージアムに行ってきました。神奈川県海老名市にあります。