白川郷合掌造り集落~世界遺産・日本の原風景~行き方や展望台、ライトアップの情報など

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【白川郷】

白川郷(しらかわごう)は、
岐阜県内の庄川流域の呼称です。
岐阜県大野郡白川村の荻町地区は、
大小100棟余りの合掌造りが数多く残り、
現在でも、そこで人々の生活が営まれている
集落として知られています。

日本の原風景ともいうべき
美しい景観をなすこの合掌造り集落が評価され、
1976年に重要伝統的建造物群保存地区として選定。
さらに1995年には五箇山(富山県)と共に
白川郷・五箇山の合掌造り集落として、
ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。
建物や景観だけではなく、
地域に根付く住民同士の相互扶助の営みが
高い評価を受けたと言われています。

白川郷 建物

近年では、
世界遺産に登録されたことで
知名度が増し、
また交通網の整備により、
国内外から毎年多くの観光客が訪れています。
日本の原風景である
農村文化・生活・暮らしを
深く感じることができる
「日本の故郷」のような場所です。

<白川郷とすすき>
白川郷とすすき



【地形地理】
大野郡白川村と高山市荘川町(旧荘川村)
および高山市清見町(旧清見村)の一部に相当。
白川村を「下白川郷」、
他を「上白川郷」と呼んでいるそうです。
今日では白川村のみを指すことが多いそうです。
白川郷の荻町地区は合掌造りの集落で知られています。
独特の景観をなす集落が評価されています。

特に、白川郷の萩町地区は、
今も実生活の場として
使われているところに価値があるとされています。
それが他地域の合掌民家集落と異なる点です。
「世界遺産白川郷合掌造り保存財団」
などがその保存にあたっています。

合掌造り 合掌部分

【ライトアップ】

毎年1月と2月頃の週末には
夜間ライトアップが行われています。
尚、2019年からライトアップ見学は
完全予約制となっています。

【秋のライトアップ】
【合掌造り民家園ライトアップ2019】
★中学生以下のお子様に特製アイスのプレゼントあり!
★予約制ではないようです。
令和元年9月14日(土)~9月16日(月)

令和元年9月21日(土)~9月23日(月)

令和元年11月1日(金)~11月4日(月)(紅葉ライトアップ)

18:00~21:00(最終入園時間20:40)

【入園料】
大人:300円
小人(小・中・高校生):200円
※同日の通常営業時(8:40~17:00)の入園券で再入園が可能です。

詳細は「合掌造り民家園」(TEL:05769-6-1231)へお問い合わせ下さい。

【2020年白川郷ライトアップ】

★こちらは事前予約が必要なイベントです。
詳細は下記をクリックしてください⇓⇓
白川郷ライトアップ

<白川郷の景色>
白川郷の景色



【合掌造り】

「合掌造り」とは、
木の梁を山形に組み合わせて
建てられた日本独自の建築様式です。
外から見たその形が、
まるで掌を合わせたように見えることから
「合掌」造りと呼ぶようになった等、
諸説あると言われています。
合掌造りは他の地方にも多々見られますが、
白川郷では「切妻合掌造り」といわれ、
屋根の両端が本を開いて立てたように
三角形になっているのが特徴です。
積雪が多く雪質が重いという
白川郷の自然条件に適合した
構造になっています。
また白川郷の合掌造りは
南北に面して建てられています。
これは風の抵抗を最小限にするとともに、
屋根に当たる日照量を調節して夏涼しく、
冬は暖かくするためだと言われています。

合掌造りが一般的な民家と大きく違うところは、
屋根裏を作業場として活用しているところにです。
幕末から昭和初期にかけ、
白川村民の生活を支えたのは養蚕産業でした。
そのために屋根裏の大空間を有効活用すべく
屋根裏を2~4層に分け、
蚕の飼育場として使用していました。
茅葺き屋根の耐久年数は、
昔は50年から80年くらいでしたが、
現在は環境の変化もあり、
およそ30年周期で、
屋根の葺き替えをしているとのことです。
合掌造りの最大の弱点は火に弱いことです。
ゆえに、集落内での花火等の火の取り扱いは
非常に厳しくなっています。
毎年11月上旬頃、
万が一の火災に備えて、
一斉放水の訓練が行われていますが、
その放水の様子も大変に美しく、
一見の価値があると言われております。

<合掌造り>
合掌造り

【結の心】

白川郷では「結(ゆい)」の心を
大切にしているそうです。
「結」とは相互扶助のことです。
白川郷の生活は、
昔から個々の家の助け合いと
協力があってこそ成り立つものでした。
冬は雪に閉ざされてしまうので、
家同士が助け合わないと
生きていけないくらい、
厳しい自然条件でもありました。
そのため、1年を通して、
様々な暮らし・行事の場面で
助け合いが必要とされ、
白川郷ならではの
相互扶助の関係が
築かれてきたとされています。

白川郷 水場

「結」の心は現代にも、
しっかりと引き継がれています。
合掌造りの茅葺屋根の吹き替えを、
村をあげて皆で
協力しておこなっています。
そしてこの共同作業の場は、
次の世代へ先人の生活の知恵を伝える
貴重な場、きっかけになっています。
知恵と「結」の心があったからこそ、
合掌造り集落も存在することが
できたとも言われています。

<合掌梁>
合掌梁

【白川郷の散策マップ】

白川郷の散策マップ

<合掌造りの家(現在も暮らしています)>
合掌造りの家

<民宿 幸エ門>
民宿 幸エ門

<喫茶店>
珈琲が売りみたいです。
お店の看板がわかりませんでした。
合掌造りの喫茶店



【長瀬家住宅】

〒501-5627 岐阜県大野郡白川村荻町823-2
白川郷バスターミナルより徒歩約8分
【料金】
大人::300円
小人:150円
(団体:15名以上)
大人:250円
小人:120円
現金、WAON

【開館時間】
午前9時~午後5時
不定休
<長瀬家より>
館内の展示品及び、
2階、3階の案内の希望がありましたら
説明させて頂いております。
12月1日~翌年3月31日まで、
囲炉裏で当家工場で製造している野草茶、
そば茶を温めて飲んでいただけます。

<長瀬家の紹介>
5階建ての合掌造り家屋で、
1階には500年前の作と云われている
荘厳な仏壇の他、美術品・什器等を展示。
3.4階には「ふるさと」への想いを
馳せらす昔からの生活用具を展示。

長瀬家住宅

<長瀬家住宅・説明版>
長瀬家住宅 案内板

【展望台】

展望台からの白川郷

【アクセス】
白川郷バスターミナルより徒歩約20分
【住所】
〒501-5627 岐阜県大野郡白川村荻町2269-1

【シャトルバス運行情報】
<展望台行き(最終:午後3時40分)>
●乗場:「国重文 和田家スイレン池前」⇒
「城山天守閣駐車場」

和田家 スイレン池

【運行時間】
午前9時~午後3時40分
20分毎に出発(00分・20分・40分)
【料金】
片道一人200円(大人)★車内精算

<展望台帰り(最終:午後4時10分)>
 ●乗場:「城山天守閣駐車場」⇒
「国重文 和田家スイレン池前」

【運行時間】
午前9時~午後3時40分
20分毎に出発(00分・20分・40分)
【料金】
片道一人200円(大人)★車内精算 ・運行時間 9:10~16:10
 
<下から見た展望台(向かって右)と萩町城址(向かって左)>
下から見た展望台



【合掌造り民家園】

野外博物館。
県の重要文化財が9棟あります。

【和田家住宅】

国の重要文化財

白川郷バスターミナルより徒歩約4分
〒501-5627 岐阜県大野郡白川村荻町997
【料金】
大人:300円
小人:150円
(団体25名以上) 大人:250円
現金

【開館時間】
午前9時~午後5時
不定休
<和田家より>
館内は写真、ビデオ撮影等が可能です。
囲炉裏の火(炭)は年中欠かさず入れています。
囲炉裏の周りでくつろげますし、
絶好の写真ポイントです。
学校行事(修学旅行、社会見学等)で
ご来館される場合は、
ご予約頂ければ団体は人数に関係なく
割引いたしますので事前にお問合せ下さい。

<和田家の紹介>
荻町合掌集落で最大規模を誇る合掌造りです。
江戸期に名主や番所役人を務めるとともに、
白川郷の重要な現金収入源であった
焔硝の取引によって栄えました。
現在も住居として活用しつつ、
1階と2階部分を公開しています。

<和田家住宅 平面図>
和田家住宅 平面図

<和田家住宅 いろり>
和田家 いろり

<和田家 庭園>
和田家 庭園

<和田家 台所などの道具>
和田家 台所など道具

<和田家 二階>
和田家 二階

<和田家 外観>
和田家 外観

<であい橋からの庄川とみだしま公園臨時駐車場>
庄川とみだしま公園臨時駐車場

<せせらぎ公園駐車場>
せせらぎ公園駐車場

【交通アクセス】

公共交通機関を利用する場合は、
名古屋、金沢、高山等の電車駅から
白川郷行きのバスをご利用ください。
自動車や貸切バスをご利用の場合は
村営せせらぎ公園駐車場」をご利用ください。

【駐車場料金】
普通自動車:1000円
二輪車:200円
バス・マイクロバス:3000円

【利用時間】
午前8時~午後5時

【身体障害者用駐車場について】

白川郷バスターミナル内に
2台の駐車スペースがあります。
【利用時間】
午前8時~午後5時
【料金】
1台1000円(税込)
★白川郷バスターミナル内の観光協会窓口で
お支払いください。

【車いすの貸出について】

★せせらぎ公園駐車場内の総合案内であいの館⇒5台

★白川郷バスターミナル⇒2台

【貸し出しは無料】

【車椅子貸出利用届】
貸出しの際に利用規約が記載されている
「車椅子貸出利用届」に必要事項を記入します。

【貸出時間】
午前8時30分~午後5時

★事前予約は無し
★先着順

【身体障害者用駐車場・車いす貸出】
一般社団法人 白川郷観光協会
【電話】
05769-6-1013
(午前9時~午後5時)



【自動車】
★東海北陸自動車道
白川郷ICからすぐ。

★名古屋市から約2時間15分、

★岐阜市から約2時間、
★高山市から約50分、

★富山市から約1時間15分。

★国道156号で岐阜市から約3時間、
高山市から約2時間。

★白山白川郷ホワイトロード
(旧白山スーパー林道)の、
岐阜県側の入口が当地にあたります。

【路線バス】
★高山濃飛バスセンターより、
濃飛乗合自動車(濃飛バス)・
北陸鉄道・富山地方鉄道が
1日に14往復運行。
(下記の下呂・富山・金沢発着便を含む)。

★下呂バスセンターより、
高山経由で濃飛バスが1日に1往復運行。

★富山駅前より、
富山地方鉄道・濃飛バスが1日に3.5往復運行。

★金沢駅前より、北陸鉄道・濃飛バスが
1日に10往復運行。

★名鉄バスセンター(名古屋駅)より
岐阜バス「高速名古屋白川郷線」が1日に4往復。

★城端駅より、加越能バスが
1日に6往復運行(下記の高岡始発便を含む)。

★高岡駅より、新高岡駅・城端駅経由で
加越能バスが1日に5往復運行。

※最新の情報は各バス会社にお問い合わせください。

白川郷の観光協会の公式サイトのアクセス方法⇓⇓
アクセスー白川郷観光協会

白川郷のお宿はこちら⇓⇓⇓
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