伊根の舟屋～伊根湾めぐり遊覧船にのって～遊覧船の動画あり！お土産紹介も。

【伊根町】

【概要】
伊根町（いねちょう）は京都府の町で与謝郡に属しています。
丹後半島の北東部に位置し、
重要伝統的建造物群保存地区として
選定されている舟屋の町並みで国内外にも知られており、
毎年３０万人近い観光客が訪れるとのことです。

丹後半島は古代より
大陸との交流が盛んな所で、
京の都と大陸との交易ルートにあたります。
現在は漁業、観光が主。産業となっています。

伊根町筒川、本庄浜には浦島太郎伝説が、
新井には徐福伝説がそれぞれ伝わっています。

日本海側気候で、豪雪地帯となっています。

【地理】
京都府北部、丹後半島の北端に位置し、
東から北にかけては日本海に面し、
南は宮津市に、西は京丹後市に隣接しています。
豪雪地帯に指定されています。

観光名所の一つとして伊根の舟屋があります。

【伊根の舟屋】
伊根の舟屋（いねのふなや）は、
京都府与謝郡伊根町の伊根地区で
伊根湾（伊根浦）沿い立ち並ぶ民家で、
船の収納庫の上に住居を備えた、
この地区独特の伝統的建造物です。
伊根の集落は重要伝統的建造物群保存地区として
選定されているために国内外にも知られ、
毎年３０万人近い観光客が訪れているとのことです。

【概要】
舟屋は伊根湾の海面にせり出して建築されていて、
１階に船揚場、物置、作業場があり、
２階が居室スペースとなっている造りです。
切妻造の妻面を海に向けて
建てられたものが全体の約９０％あって、
１階部分の床は船を引き上げるために傾斜しています。
１階の作業場は出漁の準備、漁船や漁具の手入れ、
魚干物の乾場や農産物の置き場などに
利用されることが多いそうです。
土台や柱は椎の木を用いて、
梁は松の原木を使用しているとのことです。

湾を取り囲むように
立ち並ぶ舟屋を総じて「舟屋群」とも言うそうです。
海から見る舟屋群の景観や、
民宿として営業している舟屋から見る海の景観は、
伊根町の代表的な観光資源とされています。
また、近年では伊根町内での映画やドラマのロケ地として
「男はつらいよ寅次郎あじさいの恋」
「釣りバカ日誌５」
「連続テレビ小説ええにょぼ」など、
全国に知られています。
時間貸しで、
舟屋滞在やそこからの
漁業の見学及び体験ができるツアーも
行われているとのことです。

舟屋は江戸時代中期頃から存在しているそうです。
この伊根地区は
「伊根町伊根浦伝統的建造物群保存地区」の名称で、
漁村集落としては全国で初めて
国の重要伝統的建造物群保存地区として選定されています。

わかめ刈る与佐の入海かすみぬと海人にはつげよ伊禰の浦風
伝　　鴨長明

【重要伝統的建造物群保存地区】
重要伝統的建造物群保存地区
（じゅうようでんとうてきけんぞうぶつぐんほぞんちく）は、
日本の文化財保護法に規定する
文化財種別のひとつです。
日本の市町村が条例などにより決定した
伝統的建造物群保存地区のうち、
文化財保護法第１４４条の規定に基づいて、
特に価値が高いものとして
国（文部科学大臣）が選定したものを指します。

文化財保護法でいう伝統的建造物群保存地区とは、
城下町・宿場町・門前町・寺内町・港町・農村・漁村
などの伝統的建造物群およびこれと一体として
歴史的風致を形成している環境を保存するために、
市町村が定めている地区のことです。
この制度は、文化財としての建造物を「単体」ではなく
「群」で保存しようとするものです。

保存地区内では
社寺・民家・蔵などの「建築物」、
門・土塀・石垣・水路・墓・石塔・石仏・燈籠などの「工作物」、
庭園・生垣・樹木・水路などの「環境物件」
を特定して保存していく取り組みを行っています。

＜伊根町の風景・陸側＞

【伊根湾めぐり遊覧船】
伊根湾めぐり遊覧船
（いねわんめぐりゆうらんせん）は、
丹後海陸交通が運営する観光遊覧船です。
船名及び愛称は「かもめ号」です。
伊根町の伊根湾を約２５分かけて周遊します。
湾内には約２３０軒の伊根の舟屋が建ち並び、
海上からの景観を楽しめます。
売店でかっぱえびせん等を購入すると、
船上からカモメやトビに餌を与えることができますが、
くれぐれも怪我をしないようにご注意ください。

【住所】
京都府与謝郡伊根町字日出１１

日出（ひで）桟橋乗船場

乗り物兼販売及び待ち合わせ所の建屋は綺麗です。
お土産物や飲み物やソフトクリームなど販売しています。
イートインスペースもあります。
トイレもとても綺麗です。

＜場所＞
青印は駐車場付近

【電話】
０７７２－３２－０００９

【営業時間】
午前９時～午後４時（００分、３０分に出航）
※繁忙期には１５分間隔で出航するとの事です※

【料金】
大人⇒８００円　小児⇒４００円

【所要時間】
約２５分

＜購入したお土産１＞