三方五湖～ラムサール条約湿地登録の地～二人の絆は永遠に

【三方五湖（みかたごこ）】

所在地：〒９１９－１４６２福井県三方上中郡若狭町島の内

福井県三方郡美浜町と同県三方上中郡若狭町に
またがって位置する５つの湖の総称です。
国指定の名勝で、若狭湾国定公園に属します。
２００５年１１月８日付で
ラムサール条約指定湿地に登録されており、
湖の周囲には梅畑が広がる景勝地となっています。

＜三方五湖案内看板＞

【三方湖（みかたこ）】、
周囲９・６ｋｍ　最大水深５．８ｍ　面積３．５８ｋ㎡
五湖の内唯一の完全淡水湖です。
コイ、フナ、モロコ、エビ、ウナギ等が捕れます。
冬から春にかけては、伝統漁法「たたき網漁」が行われます。
また、ヨシヒシ等の水生・湿生植物も生息します。

【水月湖（すいげつこ）】
周囲１０．８ｋｍ　最大水深３４．０ｍ　面積４．１８ｋ㎡
五湖の内最も大きく、三方湖とは瀬戸口で、
久々子湖とは掘割りの浦見川で結ばれ日向湖とは嵯峨隧道でつながっています。
海水と真水の半々の汽水湖です。
湖底に堆積している『年縞』は7万年分が連続しており、
2013年9月に放射性炭素年代測定法に採用され、
年代特定の「世界のものさし」となりました。

【菅湖（すがこ）】
周囲４．２ｋｍ　最大水深１３．０ｍ　面積０．９１ｋ㎡
この湖は五湖の内一番小さな湖で、水月湖と同じ汽水湖です。
周辺では、オジロワシオオワシ、カモ類など多くの野鳥が観察されます。

【久々子湖（くぐしこ）】
周囲７．１０ｋｍ　最大水深２．５ｍ　面積1１．４０ｋ㎡
南北に長く、海に接しているので
満潮時には日本海から海水が逆流する汽水湖です。
かつては、シジミ漁が盛んで復活を目指しています。
また美浜町民レガッタ(毎年)、
全日本社会人選手権、全国中学校選抜ボート大会等の漕艇会場となっています。

【日向湖（ひるがこ）】
周囲４．０ｋｍ　最大水深３８．５ｍ　面積０．９２ｋ㎡
湖口が日本海につながっており、
完全な塩水湖で魚類は海のものばかりで、
クロダイアジ、イワシなどが捕れます。
またハマチ、フグ、タイなどの蓄養場としても活用され、
２か所ある釣堀には多くの釣り客が訪れます。
毎年１月第３日曜日に実施される
日向橋での水中綱引きは無形民俗文化財です。

五つの湖は、
水質（塩分濃度）と水深がそれぞれ違いから、
湖面の色も微妙に違いがあり五色の湖と言われる神秘の湖。
レインボーラインの山頂公園は
三方五湖を一度に観ることが出来る絶景ポイントとなっています。
２００５年１１月８日　「ラムサール条約湿地」に登録

＜地図＞
五つの湖の位置関係

【瀬戸駐車場】
三方湖と水月湖の境目にある駐車場です。
〒９１９－１４６１福井県三方上中郡若狭町海山

＜実際の風景＞

【ぷらっとパーク三方五湖ＰＡ】
〒９１９－１３０４福井県三方上中郡若狭町生倉
舞鶴若狭自動車道にあるパーキングエリア

＜「ファミリーマート三方五湖ＰＡ店」＞
一般道からも三方五湖ＰＡを利用できるように、
ぷらっとパークとして駐車場を５台分あります。

【道の駅　三方五湖】
所在地：〒９１９－１３３１福井県三方上中郡若狭町鳥浜１２２−３１−１

【三方五湖レインボーライン山頂公園及び展望台】
＜位置＞

三方五湖有料道路（レインボーライン）上にあります。
自動車通行料金（三方五湖有料道路）
普通自動車・軽自動車１０４０円
駐車場は第一～第三駐車場まであるそうです。
駐車可能台数：２００台

＜たぬき大名＞
古くからレインボーライン（梅丈岳）の
ふもと漁師村（日向）に伝わる民話「大名だぬき角兵ヱ」をもとにしているそうです。

≪民話「大名だぬき角兵ヱ」≫
古くからレインボーライン（梅丈岳）ふもと漁師村（日向）に伝わるお話です。
角兵ヱは、大名行列が大好きで、
村人を騙したり少し迷惑な意地悪たぬきでしたが、
漁師たちが海へ漁に出て、魚が捕れない時に、
角兵ヱに教えてもらい、不思議と大漁になったそうです。
また、台風などで海が荒れることを、
前もって教えられ、大変助かったそうです。
村人にとってそんな角兵ヱが大好きでした。
いつの日からか、大好きなこのたぬきを
「大名だぬき角兵ヱ」と呼ぶようになったそうです。

（引用元：「レインボーライン」公式サイトより）

【三方五湖有料道路】
《通行可能時間》
＜１０月１日～４月３０日＞
　午前８時～午後６時
　＜５月１日～７月２０日・９月１日～９月３０日＞
午前７時３０分～午後６時３０分
＜７月２１日～８月３１日＞
午前７時～午後７時

山頂公園

＜リフト＞
JAF割引あり
●乗車時間片道約２分。
●ケーブルとリフトを選べます！
ケーブルカー・リフトとも乗車時間は同じです。

ケーブル：３０名乗り（車椅子３台乗車できます）
　全天候型です。ワイドな窓で景色を堪能できます！
　リフトが不安な方にも安心してお楽しみいただけます。
＜ペット同伴について＞
小型犬（１０キロ以下）⇒抱っこしてください
中型犬（１５キロ前後）⇒レインボーライン規定のゲージ利用
大型犬⇒原則は遊歩道利用、持参のゲージ使用に限り乗車可能。
★山頂公園ではリード装着の上、一緒に散策できます★

リフト：１名（８秒間隔）
　季節の風を感じながら絶景を楽しめます！

団体利用時間（参考）ケーブル・リフト共、同じくらいの所要時間です
◎６０名様：約３分
◎１００名様：約８分
◎１５０名様：約１２分

＜ケーブルカーとリフト＞

＜ケーブルカー（上り）からの風景・動画＞

＜リフト（下り）からの風景・動画＞

遊歩道もあります。

＜料金＞
山頂公園入園料（リフト・ケーブル往復乗車料含む）
大人：８００円
小人：６００円（６歳～中学生）
●障がい者割引：　大人：６００円　小人：４００円（小・中学生）
●団体割引(３０名以上)：　大人：７００円　小人：６００円（小・中学生）

●ペットをお連れのお客様へ
三方五湖にちなんだ名を持つ五つの花園に、１１０種６００株のばらが咲き乱れます。
山頂公園は、ばらの香りに囲まれます。
≪見ごろ≫　春：５／２０～６／２０頃まで、秋：１０／２０～１１／２０頃まで
特に春はサツキとの饗宴がとっても素敵です。

★★訪れた報告★★
午前の早めの時間に訪れました。
訪れた時、薔薇はかなり咲いていました。
とても綺麗なのですが、クマンバチの数がすごいです。
恋の季節なので、オスがメスを探してあちこちでブーンブーンと飛び交っています。
羽音は大きいですが、クマンバチのオスは刺さないので（そもそも針がない）、
メスではないとわかるとどこかへ行きます。
けれどもメスは針を持っているので、
巣などにうっかり近づいてしまうと刺す場合があるそうです。
枯れ木の穴や木造建築の横木に産卵するので、
そうした場所にはできるだけ近づかず、
万が一近づいてしまったらそっと・・・離れるのが良いそうです。
＜クマンバチ（クマバチ）のオスとメスの見分け方＞
オス：
（１）複眼は丸くて大きい。
（２）複眼の間が白い。
メス：
（１）複眼は細長い。
（２）複眼の間は黒い。

（参考元：「ＮＨＫ　ｆｏｒ　Ｓｃｈｏｏｌ」より）

＜クマンバチに刺されると＞
針が太いので強い痛みがするそうです。
但し、毒性は少ないので炎症がひどくならない場合が多いそうです。
アナフィラキシーショックも低いそうですが、
過去にハチに刺された経験がある方は要注意とのことです。
速やかに病院に行かれるのがベスト、だそうです。

（参考元：「ハチ１１０番」サイト様）

●景色はとても良かったですよ。

レインボーライン山頂公園
《営業時間》
午前９時～午後５時
※季節・天候により変動あり
　
《休園日》
年中無休

＜五木の園＞
ケーブルカー及びリフトから降りるとすぐほぼ目の前にあるスポットです。
名称の通り、福井出身の五木ひろしさんの功績と
ふるさとを愛する心を讃え、この三方五湖の絶景の場所に
舞台を設置したそうです。
この舞台には常に五木（石）があり、レコード盤にふれると
「ふるさと」の歌が流れます。