JR辻堂駅・テラスモール湘南のピクニックテラス~どこか一人になれる場所~

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ある時、訳もなく一人でボーっとしたいという時はありませんか?
旅に出かける程の時間や資金はないけれど、でも家にもいたくない・・・。
まして、主婦になると夕方までには家に帰って夕飯の支度があるし、
朝は家族の朝食やお弁当の支度もあるし、尚更遠出はできません。
お金だって、自分のためだけに使えるお金はそんなに多くありません。
でも、やっぱり、家以外の場所で、ぼーっとしたい・・。
そんなときのために、不定期ではありますが、
ひとりになれて、手軽に行けて、
ぼーっと過ごせるような場所をいくつかご紹介したいと思います。
私もそうなんです。
家は義父母と同居で、そもそも、義父の退職金で建てた家なので、
家の中では、義母が絶対的な権力があって、私たちは好き勝手にはできません。
今ではだいぶ落ち着きましたが、同居開始から数年は、
はっきりいって風当たりがかなり強い時期がありました。
義母としても、自分の姉妹を呼び寄せて暮らしたかったので、
それなのに、
私と長男である夫と子供が同居することになったのは
想定外で面白くなかったのです。
でも、怒りの矛先は当初は息子ではなく私に向けられました。
そんなわけで、私にとって今の家は、
決してくつろげる場所ではなく、かといって子供もいるので
子供のためにも、気持ちを前向きに優しく保つために、
他のくつろぎ場所を見つける必要性がありました。
こうした理由からいくつかのくつろぐ場所を見つけてきたのですが、
条件としては、家からは遠くなく、開放的で
基本的には交通費と軽い飲食費で済ますことのできる事となります。



最初に紹介する場所とは、
JR東海道線にある辻堂駅前のショッピングモールである
テラスモール湘南です。
このモールが出来るまで長らく、辻堂駅はそれは寂しい駅でした。
駅前には、鉄鋼会社の工場がどーん!とあり、
更に葬儀屋さんもありました。
葬儀屋さんとしては、駅前すぐ!というのが売りであり、
過去から有名人の葬儀も多く営まれていたので、
中々、立ち退きが出来なかったのです。
そのおかげで、多数の有名人を見かけたことがあります。
このモールの誕生で辻堂駅前は見違えるように明るくなり、
いつの間にか建物も増えて、近代的な明るい風景になりました。
テラスモール湘南
は、2011年11月にオープンしたので、今年で7周年を迎えます。
昨年の暮れから、モール内はリニューアルの工事に入り、
ゴールデンウイークに合わせて、次々とお店がリニューアルオープンしました。
でも、私のお気に入りである一人でボーッと過ごせる場所はそのままでありがたいです。
その場所とは、3階と4階にあるピクニックテラスです。
リニューアル前は3階4階共にピクニックテラスでしたが、
リニューアル後は3階は進化して「キッズテラス」として、
子供が楽しく走り回れるスペースとなっているようです。
また、フードコートである「潮風キッチン」のテラスとつながっています。
私が行く場所は4階の方です。
3階のデッキからも外階段で4階に行けますが、
フードコートで頼んだ食事は3階で取るので、
4階に行くときは1階のお店で買ったものを持ち込んでいます。
土日は流石に混みますが、平日は早めのお昼の時間でしたら混むことはありません。
空気が澄んだ時は、以前は海も見えていましたが、
今は高い建物が増えたのでどうでしょうか?
それでも、片瀬山の丘は見えました。
IMG_1662
4階にはこうした場所もあります。
よく見るとお魚です⇓⇓
湘南テラスモールピクニックプレイス
大人数用のテーブルもあります⇓⇓
湘南テラスモール大テーブル
この時季でしたら、1階のサミットで売られているビールでも買って、
お弁当屋さんでお弁当屋おつまみ等を買って、景色を眺めながら、
湘南の風に吹かれて飲むビールは最高ですね。
風がよく通るので、もろもろ飛ばされないようにご注意ください。
4階から下を見ると⇓⇓実は船の形がモチーフなのです。
湘南テラスモール3f2f1f_censored
1階の噴水広場では、子供たちが裸足で遊べるようになっております⇓⇓
湘南テラスモール広場_censored
子供の声と心地よい風と景色とがほどよくマッチングして、
ぼーっとしてしまいます。
全く静かではない所がかえっていいのかもしれません。
雨の日は、モール内にも多くの椅子があるので一休みできますし、
一階には椅子とテーブルがありますので、そこでお茶など飲めます。
平日は、おじいさんたち、土日は親子連れで朝からいっぱいです。
もちろん、3階のフードコートにはテーブルと椅子が多数ありますので、
そこでは飲食が大々的にできます。
フードコートの端にあるテーブル席では、
勉強をしている人々も見受けられます。
そしてこんな懐かしいものが休憩の椅子として、モール内のあちこちにあります⇓⇓
湘南テラスモール4f
プラスチックの収納ケースが一般的に出回る前は、
これが衣類やシーツなどの収納として使われていましたね。
行李(こうり)と呼ばれる竹や藤や柳などを編んでつくられた葛籠(つづらかご)の一種です。
形は長方形の容器でかぶせ蓋でした。
長年使っている間に、また物をぱんぱんに詰め込んだりすると、
形が変形して、ふたを閉めるのがなかなか大変でした。
今は流石に、実家にも、もうありません。



私がこの日1階で買ったお弁当類は、魚の山金にある「まかない丼」です。
税別398円のしらすとまぐろの合わせ丼です。
ご飯の量は女性用で少なめですが、
成城石井で売っている飲み物やスイーツと併せて買うとお腹が十分満たされます。
また、この場合レジが一カ所で済みます。
しらすとまぐろの量は値段の割には入っています。
お醤油とガリは「まかない丼」そのものにはついていないので、
売り場にあるところから必要な個数を持っていきます。
なお一人一袋とは、特に決まっていないようです。
あとは、集中レジの目の前にある桂林常菜房では黒豚焼売を買いました。
1個108円で、やや小ぶりです。
ごみ箱はテラスの建物寄りに設置してあります。
びんかん・ペットボトル・ごみの3種に分類されています。
テラスモールを出るとすぐに辻堂駅があります。
2016年に、開業10周年を記念して、
発車メロディが辻堂にゆかりのある「浜辺の歌」になりました。
このメロディがホームでかかると、思わず口ずさんじゃいます。
快速アクティーは残念ながら通過なのですが、
1日の利用者は、アクティーが停車する隣駅の茅ヶ崎駅よりも多いそうです。
今の辻堂駅⇒⇒⇒辻堂駅
茅ヶ崎駅は、相模線の始発駅でもあるので、アクティーが停車するのでしょうね。
やっぱり海辺にも行きたい!と言う場合ですが、
辻堂駅南口より「辻堂団地」行きのバスが出ています。
「辻03」
バス停「辻堂海浜公園入口」「交通公園前」「西海岸3丁目」だと辻堂西海岸が近いでしょう。
辻堂海浜公園は、
神奈川県立の公園で、夏はプールもあり、小さいころからよく通っていました。
すっかり綺麗に整備されて、海岸の波打ち際に行くよりも、
公園内の高いところから見た方が、海岸の眺めがいいくらいです。
大型犬にとっては、憩いの散歩コースでもあるようで、
よく大型犬の飼い主さん同士が集まっています。
江の島に近い鵠沼海岸や茅ヶ崎海岸はすっかりメジャー感があるのですが、
辻堂西海岸はそこまではありません。
波は湘南地区なのですが、江の島に近い海岸と比較すると意外と荒いです。
「辻堂」という地域が、
湘南地区と言うネームバリューが高い地域にありながらも、
どこかローカル感があって、
のんびりとした雰囲気が落ち着けるポイントなのかもしれません。