名もなき池~モネの池~行き方とお勧めな時間帯など、動画あり

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【モネの池・日本】

モネの池(モネのいけ)は
岐阜県関市板取の
根道神社参道脇にある貯水池です。
高賀山の伏流水を利用して、
1980年頃に灌漑用に整備された池です。
モネの池は通称であり
正式な池の名称ではありません。
地元では根道神社の池もしくは単に池、
名もない池と呼んでいます。

【所在地】
〒501-2901 岐阜県関市板取441

【池の事】
1999年、池は雑草が生い茂っていました。
近くで花苗の生産販売をする
「フラワーパーク板取」の経営者である
小林佐富朗氏が除草を行い、
スイレンやコウホネを植えました。
また、池で泳ぐコイは、
地元住民が自宅で飼えなくなって持ち込んだ鯉です。
決して観光目的で作られた池では無く、
偶然が積み重なって、
クロード・モネの後期の
睡蓮連作群と似た池となりました。

【池の説明】
池の大きさはテニスコートよりも
少し大きい程度です。
常に湧き水が流れ込み、
湧水池となっています。
このため年間水温がおよそ14度で一定です。
冬に咲いた花は枯れにくく、
コウホネが冬に咲くと、
黄色⇒オレンジ色⇒赤色と色が変化します。
また、日差しの傾き、池の水量によって
池の水の色も変化します。

池の透明度が高い理由は、
高賀山の山体が流紋岩類で構成されており、
そこからの湧き水には養分が含まれず、
微生物が育たないことが原因です。

【有名になった経緯】
2015年6月頃、
ブログやTwitterやInstagramなどのSNSで
この池が話題に上り始めます。
同年秋頃に新聞・情報番組で取り上げられ、
ここで、情報が一気に拡散し、
観光客が激増しました。
このため、岐阜県および関市では
公式ホームページにて
「名もなき池」「モネの池(通称)」として
観光案内を掲載したとのことです。

名もなき池・看板

【ハートの鯉】
2016年5月に、
板取地区の愛好家で作る板取錦鯉振興会が
稚魚から育てたニシキゴイを提供した中に、
頭にハートマークがついている鯉がいました。
それから、その鯉をみたら恋が成就する、
とネットでうわさが広まったそうです。

【時間帯】
睡蓮の開花時期は午後から、
池のエメラルドグリーンの写真を撮影するには
早朝か日が落ちた頃がベストなんだそうです。
特に早朝は観光客も少なく、
ゆったりと見られるそうです。

根道神社の池

【駐車場】
道路を挟んだ池の向かい側に
無料駐車場があります。
時間帯によっては、交通量があり、
走行する車の速度も速いので、
渡る際にはご注意ください。
第1~第4駐車場まであります。
なお、第2駐車場は大型バス専用です。

<駐車場から向かう道>
名もなき池・向かう道

【トイレ】
大型バス用(第2駐車場)の
駐車場スペースに設置されています。

<動画>

<場所>
青印は向かい側にある駐車場付近。

名もなき池・略図

<注意事項>
名もなき池・注意事項

【交通アクセス】
【車】
<東海北陸自動車道>
●美濃ICより約40分
 国道156号⇒県道81号⇒国道256号
     
●郡上八幡ICより約30分 
 国道156号⇒国道256号       
 (8m以上の大型車通行不可)
 
・美並ICより約40分   
 国道156号⇒国道256号
(8m以上の大型車通行不可)
 
●東海環状自動車道
・関広見ICより約40分
 県道418号⇒国道256号 

【公共交通機関】
岐阜乗合バス「ほらどキウイプラザ」行き、
終点の「ほらどキウイプラザ」で
板取ふれあいバスに乗り、
「あじさい園前」で下車後、徒歩約150m

<カーナビ設定>
施設名  フラワーパーク板取
TEL  0581-57-9021
所在地  岐阜県関市板取440-1

【根道神社】
根道神社(ねみちじんじゃ)は、
岐阜県関市板取にある神社。
旧社格は村社で神社名鑑には記載がありません。

【ご祭神】
根道大神(みちねおおかみ)
※根道大神については詳細不明。
伊弉冉命(いざなみのみこと)
大雷神
大山祇神(おおやまずみのかみ)
金山比古神(かなやまびこのかみ)

【祭事】
春祭り:4月5日
秋祭り:10月第1日曜日

【御朱印】
毎月1日の午前中のみ受け付け可能、とのことです。